今日のアウトテイク
※※※
こちらは、iitoco!!アドベントカレンダー2023に投稿している記事です。
2023年12月1日~25日まで、様々な皆さんとブログ記事をつづりリレーします。(12月9日現在、ラスト一枠となりました!エントリー募集中です)
※※※
さて、アドベントカレンダー。
本日もギリギリまで待ちましたがエントリーがないため、わたくしエハラつなぎます。
さて、何を書こうかなと。。。
これで3回目のレシーブになるので、こ、困った・・・。
あ、思いついた。
そうだこれだ。
最近、日本で初のコワーキングをつくって今でも最前線でコワーキング業界を牽引する カフーツ伊藤 さんが、とても面白い連載を始めていて、それが、タイトルにした「今日のアウトテイク」。
こちらは、伊藤さんの運営するnoteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に投稿している記事(無料でも一部読めます)でして、以下のようなものをアップしています。
これが、すっごく面白く、良い気づきをもらっています。
あまり取り繕っていない、思い付きの本音が書かれてるから、面白いのかもしれません。
サンプルとして、最近の記事を一本貼っておきます。
伊藤さんは、コワーキングマネージャー養成講座を主催したり、つい先ほどまで長崎にコワーキングツアーにいっていたりと、今でもコワーキングに向き合い、より良いコワーキング業界を創ろうとされているので、興味ある方は是非フォローしてみてください&メンバーシップ入ってみるのもおすすめです。
ということで、本日、わたくしエハラ、伊藤さんをまるパクリさせていただいて「今日のアウトテイク」を書いてみたいと思います。(伊藤さんお許しを~)
♯そもそも教育ってなんだ?
今日、塩川純子さんのアドベントカレンダーの感想をアップしていたんだけど、本筋とはそれて、なんか教育に引っ張られた。そして、教育に関わるすべての人は「そもそも教育ってなんだ?」という哲学を一度したほうがいいし、その上で「今の日本の学校教育は何にフォーカスするのか?」という共通認識をもったほうがいいと、純粋に思った。どうしても方法論ばかりに目が行きがちだと思う。僕は日本の教育制度(義務教育)に関して別に悪いと思っていない。基礎体力をつけるうえではすごくいいんじゃないかと思っている。そう、学校では基礎体力をつけてるんであって、それ以外の事は学校の外でやればいい。僕は、正直何でもかんでも学校に依存している現状が最も悪いことだと思っている。その結果、先生に余裕がない。
少しそれるが、数年前、課外授業で全校生徒の前で話をしたことがあった。職員室で待機していたけど、分刻みでこなすことに追われている先生たちをみて、これがもっとも問題だと痛烈に感じた。
♯矛盾
昨日マルカフェさんから連絡があり、引取りをお願いしている時間にお弁当が間に合わないから、少し遅れてお届けしていいかと連絡が入る。個数が今回少なかったので申し訳なかったけど、ちょっと時間的に不都合があったので、配達をお願いした。
そしたら、お弁当一つ一つにコメント、しかも全部違うコメントが手書きで書かれている。間に合わない!と言っていたのに、この暖かいメッセージ。一見矛盾してるけど、これが僕がマルカフェさんを好きな理由でもあるなと思う。とにかく譲れないところは譲れない。ぱっと見すごくわかりにくいけど、彼彼女らの中では芯が一本通っていて、実際にそれを大切にしてやっているから、愛される店になるのだと思う。
♯米は買ったほうが安いしおいしい
今日は農業複業化プロジェクトの今年1年の振り返りの日。今年で3年目を迎えたわけだけど、1年目から参加しているメンバーから「米は買ったほうが安いしおいしい」と発言があった。一瞬全体の空気が固まった。確かにその事実は事実として正しいし、たぶん発言したメンバーも何かほかに意図していたんだろうと思う。それをくみ取ろうと他のメンバーもきっと心の中でこの発言を反芻していたと思うから、時間が止まったんだと思う。
確かに今は、投入する時間と、米を買うお金を天秤にかけたら、買ったほうが絶対に安いし楽だ。けど、その当たり前を当たり前じゃないというところに立って、あらためて捉えなおしてみるところがこのプロジェクトの価値でもあると思う。そして、発言したメンバーも、そのことは重々わかっていると思う。意外と、こういう、場を凍らせる発言に、次のステップに進ませるヒントが隠れているかもしれない。
♯買い負ける
日本の国力低下で、買い負けている現状を知っている方は多いかもしれない。で、ここ最近は化学肥料やその原料も買い負けるようになっていきそうなのだという。実際メディアでそういう煽りがあるから、農には興味がないけど、食糧危機が起こるんではないかと危機感を持っている人がちらほらふえてきているという事象もあるようだ。こうなってきたとき、例えば農業複業化プロジェクトのメンバーを増やすチャンスとも見えるけど、僕はコミュニティを閉じてしまいたいとも思ってしまう。本当にその方向に進むのならば、コモンズの悲劇的に、僕らの大切にしてきたことは簡単に踏みにじられ壊される可能性があるからだ。でも、それを恐れていてどうするんだ?という自分もいる。葛藤は続く。
♯コミュニティのキモ
今日はコミュニティについての意見交換が自然発生的に起きた。あまりうまくいっていないコミュニティと、僕らのコミュニティについて(今のところはうまくいっている自負が僕にもメンバーにもある)だ。
コミュニティを作る上で、もっとも重要なのは入口の設計だと思っている。そして、それをクリアしてくれた人は、徹底的に信頼し、自由に自己表現ができるように促す。細かいテクニック的な事はたくさんあるけど、たぶんここが一番重要で、ここを見ている人はほとんどいないと思うけど、実はよいコミュニティを作る上で、とても重要なことだと思っている。
そして、後出しじゃんけんと言われるかもしれなけど、第1期のメンバー、つまり活動を一緒にスタートしたメンバーならば、今の状態になると確信していたし、こんなこと書いたら何生意気言ってやがると思われると思うが、実は、狙った通りになってきていると思っている。
それほど、入口の設計が大切だと、僕は言いたい。
・
ということで、アドベントカレンダー3回目のレシーブは、この辺にしておきたいと思います。次は11日またレシーブする必要がありそうだけど、きっと誰かが滑り込んでくれることを願います笑