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コミュニティ農園で大切にする【3つの柱+1】(3/3)
うちやまコミュニティ農園は「食の安心安全」「農作技術の習得」「もう一つの居場所(コミュニティ)」の三つの柱を大切しているのは、前回、前々回で触れさせていただきました。
そして、今回は「+1」のコワーキングについて、です。
コワーキング「スペース」という言葉が広まっているので、もしかしたら、オフィススペースを共有する場がコワーキングだと思われるかもしれませんが、実はコワーキングはもっと広い意味を持っています。サービス名というより概念といったほうがいいかもしれません。そして、コワーキングは、よくこのように表現されます。
「場所<人」
コワーキングは場所ありきではなく、人ありき。という事です。
もちろん、コワーキング「スペース」では場所も共有します。しかし、それ以上に、集まっているメンバーの知識や知恵、経験が有機的に繋がることに醍醐味があると思っています。僕の運営しているコワーキングiitoco!!でも様々なコラボレーションが生まれています。
さて、本題の「+1」に戻しますと。
究極、場所はどこでもいいんです。要は「人」だからです。
だから、「農園」にコワーキングの概念を持ち込んだらとても面白いんじゃないかと思ったのです。
農園なので、あくまでも軸は「農」ですが、ここに集まる人の知恵や経験を掛け合わせたら、何か地域にとってもよい活動が起こると思っています。
2019年度のコミュニティ農園のメンバーをみても、塾講師だったり写真や映像編集が得意だったり、料理家だったり、プログラマーだったり、違う視点で農園をやっていたり、はたまは革製品の作家さんがいたり・・・。このように様々な特技を持っている人たちが集まっています。これだけ見ても、農を軸に何か楽しいことが起きていくんじゃないかと、すでにワクワクしています。
さて、3回にわたって「うちやまコミュニティ農園で大切にすること」を綴ってきました。最後のコワーキングもありますが、まずは、農園として機能させ、コミュニティとして人が集まり交流が生まれる場づくりをしっかりやっていきたいと思います。そして、今回つづったような「面白いコト」が自然発生していってくれることに期待しています。
こんな場所を創っていきたいと思いますので、共感していただけた皆様、ぜひ一緒に創っていきましょう。どうぞよろしくお願いします。
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