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コミュニティ農園マガジン

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うちやまコミュニティ農園の活動を綴っていきます。 HP https://uchiyamacf.com
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#ローカルライフ

ウィズコロナ時代と農に携わること

暮らしの中に農を~みんなで耕しみんなで創る~うちやまコミュニティ農園も今年で2年目を迎えました。 昨年の今頃は、クラウドファンディングをスタートし、プレオープン中だったため、作付け計画は運営側で行いましたが、今年はメンバーも20名ちかくになり、1月~3月に計画を立て本格的に「みんなで創る」コミュニティ農園がスタートしています。 ▼今年のテーマはポタジェ フランス式家庭菜園 さて、冬の間みんなで練りに練った今年はのテーマはポタジェ。 え?これいったい何?怪しい地上絵??

コミュニティ農園で初収穫したお米のおにぎり&2020始動します!

うちやまコミュニティ農園で初収穫したお米。今シーズン最後の収穫物で、今シーズン最後の宴会です。そうです忘年会、せっかくなのでみんなでいただくことにしました。 農園のある佐久市内山地区から車で10分ほど。佐久市野沢に老舗旅館「野澤館」さんがあります。女将さんにお願いして、このお米を使って〆におにぎりを用意してもらいました。 やっぱり自分たちで作ったお米でのおにぎりは格別です。おにぎりだからおいしいのは当たり前かもしれませんが、やっぱり自分たちの気持ちが乗っているお米で作った

脱穀とダッチオーブン料理で収穫祭

2019年11月2日。うちやまコミュニティ農園で初収穫のお米。先日稲刈りでハゼかけをしておいた稲を、脱穀しました。 脱穀といっても今回は文明の利器を使わせてもらったので・・・、前回ハゼかけしておいた稲の束を機械に持ってきて、手を挟まれないようにがががーっと入り口に入れれば、あら不思議、お米とわらの部分が分離されて、セットしておいた袋に籾殻つきのお米が格納されます。農作業を1年やってきて思いますが・・・機械つくった人ほんとすごいと思います。里山でこうやってコミュニティ農園とし

今の僕には【0.2農0.8X】が丁度良い。

皆さん【半農半X】というフレーズお聞きになったことはあるでしょうか? 自分や家族が食べる分の食料は小さな農でまかなって、残った時間は「X=自分のやりたいことやミッション」に使おう!という生き方です。 実は30歳前後のころから僕の頭の片隅に、この「半農半X」がありました。 特に3.11や、地元でめったに降らない大雪の影響でスーパーから食品が消えていく様を目の当たりにしてから、より考えるようになりました。 何でも買える便利な時代になったけど、ものすごく脆い土台の上に成り立ってい

コミュニティ農園で大切にする【3つの柱+1】(2/3)

前回では、うちやまコミュニティ農園の大切にする3つの柱のうち、①食の安心安全について綴りました。今回は、②農作技術の習得、③もう一つの居場所について触れたいと思います。 ◆2つ目の柱:若い世代の農作技術の習得で、里山をこの先にも繋いでいきたい。 暮らしの中に「農」を入れていきたいもう一つの理由は、農業の高齢化と耕作放棄地の問題です。農林水産省「農林業センサス」によれば、2015年時点で佐久市の農業就業人口の平均年齢は70歳で、就業人口に占める65歳以上の割合は、約75%。