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Katharsis 7周年によせて #02

イントロダクション

こんにちは!Katharsisというのテクノパーティ/レーベルをやっていますMasafumi Takeです。いよいよ今週末、7月9日(土)に表参道VENTにて、Katharsisのパーティ7周年イベントを開催します。
前回の記事では、ベルリンから3年ぶりの来日を果たすイタリア人アーティスト・Claudio PRCの紹介をさせて頂きました。今回のnoteでは、土曜日のKatharsisワールドを共に紡いでくれる愛すべきDJ陣の皆さまと、この日限りの特別ドリンクについて書かせて頂きます。

個性派揃いの国内DJ

それではタイムテーブルの順にご紹介いたします。まずはメインフロアから。

Kannabi

Kannabi (Katharsis)

メインフロアROOM1のオープニングを飾るのはKatharsisレーベルのレジデントアーティストKannabi。深い音楽的知識をベースに、電子音楽の複雑な要素を紐解き独自の解釈でいつもフレッシュなテクノの価値観をKatharsisへ提示してくれます。変則なビートのテクノやエレクトロからの、イーブンキックへの繋ぎが本当に絶妙で、いつも安心して身を委ねることができます。
その思慮深く卓越したミックスで、メインフロアは優しく着火するはず。しっかり暖めてカタルシスへの扉を潜ってください。

Masafumi Take

Masafumi Take (Katharsis)

自分のやるセットについてSNS以外で書くことはなかなかない機会です(笑)
パーティのゼロスタートからの企画、各側面の調整とバランサー、そして時々の現場対応と立ち回りと意思決定。書き並べるだけで脳がフル回転してくるプロモーターとしてのタスク思考と、イチプレイヤーとしてDJブースに立つ瞬間の音楽にカラダの全てを注入するときの感性の瞬間は全く非なるものです。ただ自分のようなある種の多動症人間は、そのような動きの方が合っているのだろうなと思います。

最近は音の傾向もBPMも昨年と変わってきたので、少し昔のMIXを聴き直し、立ち戻っています。思わずハッとなる新ネタ仕込んで挑みます。
久々のVENTメインフロアでの音楽紀行は湿度高めの設定になりそうです。ぜひ前方へ集合お願いします!笑

Claudio PRC

Claudio PRC (012, Semantica, Delsin | IT)

ピークタイムを飾るのは、イタリアンテクノのトップランナーの一人、ベルリンから来日したClaudio PRCです。普段のVENTのタイムテーブルより長めの2.5時間セットをご用意しました。Claudioの素晴らしいDJ MIXと楽曲については、前回のnoteでたっぷり書かせてもらったのでチェックしてくださいね。

DJ KURI

メインのフィナーレを飾るのは、今回初めてお呼びさせて頂くDJ KURIさん。

DJ KURI (BLACK FOREST)

地元千葉にてドープネスパーティ「Black Forest」、高円寺Grassrootsにて「Tunnel」というパーティを主宰されており、近年はヒプノティックなテクノをヴァイナルでプレイするマジで稀有な存在です。

自分も遊びに行った今年4月のTunnel 

ヴァイナル1枚1枚の溝が生み出すグルーヴの重力感とエナジー、ドープにハメる脳汁全開の選曲が展開する痛快さ。一人のクラバーとして惚れ込んでしまっている方で、VENT初登場にしてクロージングをオファーさせて頂きました。MIXは上げられてないので紹介できませんが、パーティ現場でしか聞くことができないKURIさんの強力な効能をお試しあれ。

鏡民

ROOM2のオープニングはKatharsis初出演となるのが鏡民(Kyomi)。

鏡民(八咫鏡)

幡ヶ谷地下に佇むリアルカルチャースポット「Forest Limit」のバーテンとしても活躍する彼女は、パーティ現場でのインプットと解釈を柔軟にこなす軽快感とトリッピーなネタが武器。多少無茶をしてでも果敢にぶっこむその姿勢と初期衝動が形成していく彼女の予測不可能な小宇宙の旅にお付き合いください。この日のROOM2ならではの自由な空気感を、オープンからキャッチしましょう。

Enantiomorphs

Enantiomorphs (-Drone屋敷-)

江戸の花街の名残を感じる浅草・Pure’sにて知る人ぞ知る「-Drone屋敷-」を主宰し、シーン最深部からフロアを揺らし続けるolevvとadak7によるサウンドコラージュユニット Enantiomorphs。繋ぎで魅せるととのったミックスワークと一筋縄には語れないドズのきいた選曲を聞けば、現代を生きるレコードディガーとしての誇りを感じずにはいられません。

KatharsisでのVENTでの録音を弊社にて真空パックさせて頂いたDJ MIX「Katharsis Stories_006」は自分も大のお気に入りで、単なるB2Bを超越しようとする2人のコラージュの局地を体現しています。無意識のアンダーグラウンドヒーローが創り上げる「耳で観る」コラージュをお聞き逃しなく!

DJ YAZI

DJ YAZI (BLACK SMOKER)

圧倒的な音の深さと黒さでダンスフロアに語りかけるYAZIさん。そのプレイは常に深化されていて、今最も日本人のローカリティとパーティの精神性を体現しているDJのお一人だと思っています。そんなYAZIさんをROOM2の距離感と規模で体験できるのは滅多にないチャンスです。今回もYAZIハメのミラクル現象を我々パーティモンスターに見せつけてくれるでしょう!

この夜だけのスペシャルドリンク

今回は北海道・小樽のワインショップ「Taru Lab」さんが直輸入するサルデーニャのクラフトワインを特別にご用意しましたのでご紹介させて頂きます。
私自身、あまりワインには詳しくないのですが、パーティ中美味しいワインがあるベニューでしたらよく白ワインを飲んでいます。たまたま北海道旅行の際に、パーティ仲間のオススメで立ち寄ったのがこちらのワインショップ。昭和初期に建てられた歴史ある蔵をリノベした店内が素敵で、ワインに詳しくない通りすがりの観光客にも優しく接してくれたことが印象的でした。

Taru Labの素敵な店内
Taru Labのオーナーご夫婦は旦那さんがサルデーニャの出身
イタリアと日本のお酒・食の架け橋となるようなお店です

そしてサルデーニャ島はClaudio PRCが生まれ育った島。サルデーニャワインでみんなで乾杯できたらいいなと、お店で飲みながらアイデアが降りてきてしまいました。
今回バーでご提供させて頂くのは、サルデーニャの実力派醸造家と呼ばれているらしき、ピエロ・チェッラが営むワイナリー「クアルトモロ・ディ・サルデーニャ」が生産しているこちらの白ワイン2種類です。

Òrriu un Anno Dopo Vermentino di Sardegna DOC 2018

Memorie di Vite SMD Sardegna Semidano DOC 2019

タイミングが良ければClaudioとみんなで乾杯できるタイミングもあるかもしれないです。VENTには普段ワインのラインナップはなく、この夜だけのご提供となります。数量限定ですので確実に飲みたい方はお早めに。

今年共作EPを発表したArtefaktとClaudio PRC

Katharsis 7th Anniversary

最後までお読み頂いてありがとうございます。DJの紹介を見てもらえると分かるとおり、テクノフリークだけでなく幅広くクラブミュージックを愛する方々に入り込んで頂けるパーティです。音楽と参加してくれるみなさんのエネルギーが一つになるような一夜と、これからの未来を目指してオーガナイズします。ぜひダンスフロアで会いましょう!

=ROOM1=
Claudio PRC (012, Semantica, Delsin | IT)
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DJ KURI (BLACK FOREST)
Masafumi Take (Katharsis)
Kannabi (Katharsis)

=ROOM2=
DJ YAZI (BLACK SMOKER)
Enantiomorphs (-Drone屋敷-)
鏡民(八咫鏡)

ENTRANCE
DOOR: ¥3,500
SNS DISCOUNT: ¥3,000
BEFORE 0AM: ¥2,500
U-23:¥2,000
ADVANCE TICKET: ¥2,500
Event details & Ticket

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