保険営業よもやま話「キャッシュレスからのクレジットカード推進」
久々にnote書く気がしています。
今日は、保険のど真ん中のお話ではないんですが、最近こんな流れになってきているのにはきっと裏事情もあるはずだ!という事を投稿してみようと思います。
半分は仕事の愚痴です(笑)
保険のノルマについて
私の所属している会社は、いわゆるノルマ(=予算)と呼ばれる成績目標が多岐にわたります。最も重視されるのは、損害保険の新規契約と生命保険の新規契約の成績です。
売上が立たないとそもそも始まらないので当然です。
次に重視されるのが、募集品質と呼ばれる項目です。
品質といっても、なかなか数値化出来ないので、自動車保険や火災保険の手続きを細分化して、各項目(長期化率、早期更改率、弁護士特約付帯率などなどなどなど)に目標数値を決めています。
そんな募集品質項目で最近重視されているのが、クレジットカード払い率です。
なぜ急にクレジットカードだ?
今までは、支払方法は現金払い以外であれば何でもいいよーといった感じでした。そもそも、今まで通り更新しておいて~というお客さんに対して、わざわざ払い方かえませんか?って、ちょっと不自然ですし。なんか怪しい。ってよく言われます。
なぜ急にクレジットカード払い推進されているのでしょうか??
建前は、クレジットカード払いの方が手数料が安く、保険料(掛金)も若干安くなるケースがあります。そして、口座で振替出来ずに失効してしまうことが防げるというメリットもあります。
結構残高が足りず、毎月の支払いに間に合わず…というお客さんって多いもんです。
翌月併徴になるので、すぐに保険が切れるという事はないのですが、とはいえ、保険料落ちないと心配です。クレジットカード払いならそんな心配もなく、クレジットカード会社が決済してくれます。
本当の狙いを探ってみる
で、表向きな説明はそうなんですが、そんな理由だけで年間のノルマの最上位項目にされるのはさすがに違和感ありありです。
という事で、勝手に理由を探ってみました。
おそらく、本当の狙いはこれだと思います。
9月1日にはじまったマイナポイントの普及がいまいちな事かなと。
マイナンバーの普及もいまいち、苦肉の策で出したマイナポイントもいまいち。政府も経済界に推進を依頼されたんじゃないかな~と勘ぐっております。
経済界と政府は、今や切っても切れない関係です。うちの親会社のトップのおじさんも、経済界の重鎮ポストに居座っていますし。
クレジットカード払いしか出来なくなるかもね
というワケで、いま保険営業の私たちはクレジットカード払いをめちゃくちゃ推進させられてます、というお話です^^;
銀行なんかでも同様ですよね。
近い将来、すべての決済がクレジットカード払い(あるいは電子マネー決済)しか出来なくなるかもしれませんね。
個人的には、クレジットカードでめちゃくちゃポイント貯めまくって、その貯まったポイントで株式投資とかしてますので、めちゃくちゃ恩恵を受けているわけで。クレジットカード決済ってめちゃくちゃオススメですよー!
でも、それをカード所有していない高齢のお客さんにまでどんどん推奨!という流れはどうなのかなと?
決済方法に自由はあるでしょうし、口座の方が都合が言い方もいらっしゃるだろうし。そこは別にいいじゃない~
その分、他の予算項目を頑張るから!
そんな愚痴の回でございました。