保険営業よもやま話「オススメの保険ってありますか?」
たまに聞かれるこの質問です。
「おすすめの保険ってありますか?」
逆に、何を期待されているのかちょっと深読みしてしまいます。
保険屋さんにしか公表されない裏メニュー的なものがあると思われているのか、一般的なものではない裏技をしりたいのか、あなたが入ってるものに入ります!みたいなことなのか。
ひとつずつお伝えしておきます。
裏メニュー
裏メニューなるものはありません!
でも、裏メニューはないけど、「団体保険」なるものがあります。
所属している会社や協会などが団体登録していた場合、生命保険も損害保険も、一般契約よりも安く加入できる可能性があります。そういったものを探してみるといいかもしれません。
大企業や官公庁、特別な資格を有する団体(医師会とか看護協会とか)は、全国的にも団体のメリットを生かして、団体保険を扱っている場合があります。団体契約だからといって、サポートが手薄とかそんなことはありませんので、ご安心ください!
裏技
裏技も、基本的にはありません。そもそも、正当に解説するのも大変に複雑なのに、裏はもっとややこしくなってしまいます。
あるとすれば、前回書いた、火災保険や自動車保険の料率改定前に「中途更改」する、などのテクニックはあったりします。ご参考までに。
保険屋自身が入っている保険なら安心
たまに、担当者自身は入りたくもない保険をめちゃくちゃ勧めているケースがありますが、自分はそんなことできません。全部言っちゃいます。これは止めた方が良いです!って、すぐ言います。自社のものでも、遠慮なく言います。
その代り、自身も入っているものを積極的に紹介して、同様の設計はオススメしたりします。この保険に入っているけど、良いっすよ!みたいな感じで言っています。
ただし、保険屋さん独自ルールがありまして、入りたくても入れない保険もあったります。
「圧力募集規定」「特定構成員規定」なる規定により、自分自身で死亡保障には基本入れません。正確には、入れるけど成績にならないので入る人が非常に少ないです。
なので、自社で加入できない分、人から他社の保険に入っている保険屋さんも結構います。
自分は、それでも自社の商品に加入したいので、直扱いで加入して居たりするのですが。この規定も、形骸化しているのでやめてほしいんですけどね…。
今日はそんな、おすすめの保険の話でした~