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作品には人生が詰まっている

こんにちは。まさえです。
ここ数日、素敵なご縁が続き、ワクワクと少しの不安が
入り混じっていて、とても不思議な感覚でいます。

昨日とある方から、教えていただいた
「株式会社タイムカプセル社」という小説を読みました。

未来の自分へ宛てた手紙を、依頼者から受け取って保管し
依頼者の希望の年数が経った時に、手紙を書いた本人に確実に届ける。
そんな業務を担う「株式会社タイムカプセル社」に勤める
青年と、新入社員である中年男性の話。
手紙の配達相手のさまざまな人生に関わり、自分の人生も変えていきます。

過去に起こった出来事自体は変えられないけれど
捉え方は変えられる。それを踏まえて未来の自分も変えられる。
そんなことを学ばせてくれました。

また著者のあとがきにあった
「著者はそれまでの人生のすべてを使って学んだことを『著書』の中に記しています」という言葉が残りました。「一冊の本を書くのにどれくらいかかりますか?」という質問には「今の年齢だ」としか答えようがないと。

そういえば、作曲家のすぎやまこういちさんも
ドラゴンクエストのテーマ曲は5分でできたけれど
プラス55年分が詰まっているっておっしゃってたなぁと
ふと思い出しました。

そうすると世の中に出ている作品にはすべて
その作品を作った人の人生が詰まっているのかと思えて
作品との向き合い方が変わりそうです。

こうやって何気なく書いている私のnoteも
私が今まで生きてきた分が入っているのかなぁと
ふと考えた次第。

本日もお読みいただきありがとうございました。
「株式会社タイムカプセル社」は
今のままじゃいけないけど、何を変えたらいいかわからない
そんな方にぜひオススメの小説です。
そうではない方にもオススメですが笑

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