複業報告|ストック型ビジネスの比較
2020年3月から、副業としてストック型ビジネスを始め、もうすぐで丸2年が経ちます。
具体的には、不動産投資(不動産賃貸業)、電子書籍出版、ブログ、ストックフォトを実践してきました。
ストック型ビジネスは、収益化までの仕組みをつくるまでは大変ですが、一度、仕組みをつくってしまえば、後がかなり楽。
自分の代わりに働いてくれる分身をコツコツとつくる、というイメージで資産を積み上げています。
ストック型ビジネスの魅力
ストック型ビジネスの一番の魅力は、資産収入、不労収入が得られること。
仮に、体調を崩して、仕事ができなくなった場合、急に会社が倒産、休業してしまった場合、フロー型ビジネス(労働収入)しかなければ、一気に収入がゼロになってしまうリスクがあります。
目指すのは、以下の状態。
資産収入>生活費
この状態をつくることができれば、精神的にかなり楽になります。
私自身、ストック型ビジネスを始めて約1年で、この状態をつくることができました。
将来を予想することが難しくなっているので、どんな状況になっても、生活ができるように、資産収入を増やすことをおすすめします。
ストック型ビジネスの比較
今まで実践してきたストック型ビジネスを比較します。
それぞれ一長一短があり、人によって向き・不向きがあると感じます。
ちなみに、おすすめ度は、完全に私の主観です。
客観的な根拠はありません。
リスク・リターン・やりがいの観点で、評価しました。
①不動産投資
②電子書籍出版
③ブログ
④ストックフォト
⑤株式投資
①不動産投資
●メリット:1.やり方次第で、FIREやセミリタイヤできる
2.銀行融資が受けられる(レバレッジを効かせることが可能)
3.ちゃんと勉強すれば、まず失敗はしない
4.税金のコントロールがしやすい
●デメリット:1.かなり勉強する必要がある
2.まとまった現金がないとできない
3.失敗した場合の損失が大きい
●おすすめ度:★★★★★
※5段階評価
●必要な資金:最低500万円~
不動産投資の最大の魅力は、時間の自由が手に入ること。
おそらく、FIREやセミリタイヤを目指すなら、不動産投資が近道だと思います。
ただ、簡単な手法ではなく、不動産、建築、融資、リフォーム、保険、税金、管理など、幅広い知識が必要になるため、かなり勉強する必要があります。
また、参入障壁が高く、誰でもできるビジネスではありません。
その分、ライバルが少なくて弱く、しっかり勉強すれば、比較的稼ぎやすいビジネスだと感じています。
1年9ヶ月かかりましたが、不動産投資でFIREすることができたので、ブログで具体的なやり方を発信しています。
②電子書籍出版(Kindle本)
●メリット:1.出版するためのコストが極めて低い
2.Amazon社のプラットフォームが使える
3.設備投資不要(PC,word,ネット環境があればできる)
4.全く売れなくても、ほぼノーリスク
●デメリット:1.売れない本は、全く売れない
2.数冊の出版では、利益はお小遣い程度
3.世間から5段階で評価される
●おすすめ度:★★★★★
●必要な資金:6,000円~(表紙のデザイン料)
電子書籍の最大の魅力は、極めてコストが低いこと。
簡単に稼げるかどうかは、内容次第のところがあり、これまでに、3冊出版しました。
2冊はそこそこ売れましたが、1冊は全く売れませんでした。
別記事で、副業として電子書籍出版をした感想や、売上結果について詳しく書いています。
ブログにて、電子書籍の出版方法を詳しく解説しています。
③ブログ
●メリット:1.拡散の力を利用できる
2.実践しながらwebマーケティングやwebライティングが学べる
3.ローコストで始められる
4.営業(商品紹介)ツールとして優れている
●デメリット:1.マネタイズまで、ある程度期間が必要
2.継続が難しい人が多い
3.かなり勉強しないといけない
●おすすめ度:★★★★★
●必要な資金:20,000円~(有料テーマ、サーバー代、ドメイン代)
ブログの最大の魅力は、拡散の力を利用できること。
電子書籍も可能ですが、ブログの方がwebの強みを生かしやすいと感じます。
アフィリエイトやアドセンスで収益の自動化の仕組みをつくることは可能ですが、月1万円以上稼ごうとなると、かなり難易度が高い。
おすすめは、自分の商品の販売。
google検索で上位を取りづらくなっているので、SNS流入でアクセスを集めて、自分の商品の販売につなげる方法であれば、1年目から稼ぎやすいと感じました。
過去記事で、副業としてブログをやってみた感想や、売上やPVなどの結果を報告しています。
④ストックフォト
●メリット:1.趣味と実益を兼ねてできる
2.デジカメがあれば始められる
3.維持費がかからない
4.全く売れなくても、ほぼノーリスク
●デメリット:1.ライバルが多く、売るのが難しい
2.かなり枚数を撮る必要がある
●おすすめ度:★★★
●必要な資金:数万円~(デジカメ台)
2021年9月から始め、4ヶ月かかりましたが、ようやく1枚売れました。
1枚売れて、80円。
副業として、どれほどのポテンシャルがあるのか、まだよくわかっていないので、これから研究していきたいと考えています。
⑤株式投資
●メリット:1.完全に放置ができる
2ちゃんと勉強してルールを守れば、まず失敗しない
3.それほど資金がなくても始められる
4.副産物アリ(財務諸表が読める・経済に興味を持つ)
5.売買のタイミング次第で、かなり儲かる
●デメリット:1.稼げたとしても年利3~5%が相場
2.資金がない人にとっては、あまり旨味がない
3.そこそこ時間をかけて勉強する必要がある
●おすすめ度:★★★★★
●必要な資金:1万円~
株式投資は、ストック型ビジネスというよりは、資産運用。
低金利時代、全員がやるべき投資だと感じます。
最大の魅力は、完全に放置ができること。
ただし、現実的な利回りは3~5%程度なので、それ以上のリターンを求めようとすると、かなりハイリスクになります。
”利回り3~5%でOK”、というつもりで余剰資金を投入する、くらいの気持ちで良いと思います。
ブログで、不動産投資と株式投資の違いや、銘柄の選び方、素人でも稼ぐ方法について、解説しています。
最後に
ストック型ビジネス全てに共通して言えるのは、誰も教えてくれない、ということ。
そして、簡単ではないので、かなり勉強する必要があります。
自分で調べて、考えて、実践するしかありません。
でも、簡単ではないからこそ、やりがいがありますし、収益化の仕組みができた喜びや達成感を感じます。
おそらく、ストック型ビジネスで、ある程度の結果が出るまで本気で取り組んで、2~3年かかると思いますが、是非チャレンジしてみてくださいね!