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人と知り合う
この前、治一郎のバームクーヘンをもらった。
(画像だけ載せたような?)
そのとき、袋の「治一郎」という字を見て私が「バームクーヘン!」と言ったら、相手の人が「なんで知ってるの?」と言った。
それはさあ、知ってるから知ってるんだよね。
これまでの人生の中で何度か登場していて、話せば長くなるしほかの人も出てくるけど。
とは、その場では言いませんでした。
ここで飛躍しますが。
これから誰かと知り合って、場合によっては付き合っていくって、そういうことだよなあと実感をもって思いました。
(いま私はシングルでフリー)
私の50年くらいを何も知らない相手、私も相手のこれまでを知らなくて、その人とこれからお互いに知り合っていくということ。
「知り合う」をどう定義して、どの程度まじめに取り組むかによりますが。
たとえば、私がなぜ治一郎のバームクーヘンを知っているかということをほんとうに説明しようとするならば、一から何もかも話さなければならない。
そこには私という人間が立ち現れてくるでしょうが(金太郎あめを輪切りにした断片のように)。
暇なとき、話のネタがないとき、あるいは重要なテーマならもちろんいいけど、こまごまとした全部はちょっと大仕事すぎるかも、と私は思ったのです。
これからはとくに、自然に任せてその時々に知ることになったことだけでいい。
いまの自分に、相手に、これまではすべて入っている。
だから、せーのでここから始めて過去や詳細は省いてこ!
ぽろぽろ知らないことが出てくるのを楽しんでこ!
などなど思いました。
そして、ここまで書いて、そもそも誰かのすべてを知っているなんて、ないことだしなあと思いました。
ちなみに、今夜も湯船で書きました🛁
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画像は愛用ペンケース(青森で買ったこぎん刺しの)に付けた♡のブローチ
一度付けたらあまりにもぴったりで、それ以来ずっと付けたままです