東日本大震災を機にはじめたベランダ発電
東日本大震災。10ヶ月の長男がいたこともあり、電気のありがたみ、そして原発への漠然とした不安を強く感じました。
そんな時、わたしは、大学のパートの仕事をスタート。
今でも思い出す教授との会話。
「先生、ベランダで発電ってできますか?」と、何気なく尋ねてみたところ、「できるよ」と、驚くほど簡単な返事が返ってきました。
教授の言葉に背中を押され、仕事の合間を縫ってベランダ発電について少しずつ教わることに。
最初は難しそうに感じたDIYも、教授の指導のおかげで、少しずつできるようになっていきました。
ベランダに小さな太陽光発電システムをおいて、
太陽の光をエネルギーに変える。
その小さな一歩が、私の中で大きな変化を生み出しました。
停電の不安から解放されるだけでなく、自分で作った電気を利用することで、地球環境にも貢献できていると思うと心が満たされます。
ベランダ発電DIYを通して、私は多くのことを学びました。
・自分でできること、できないことを見極める
・必要な情報を集める大切さ
・諦めずに挑戦することの素晴らしさ
・小さなことからコツコツと積み重ねる大切さ
教授からは、ベランダ発電の方法だけでなく、サイエンスの面白さや物事の本質を見抜く大切さも教わりました。そして、これらの経験は、私の人生において、書籍発行という思いもよらない成果につながりました。
小学校の理科の光電池の単元で講師をしたり、市民講座の発電体験の講師もしています。
東日本大震災をきっかけに始めたベランダ発電は、私の人生を大きく変えた出来事でした。停電の不安を解消し、環境にも貢献できるだけでなく、多くのことを学び、成長することができました。
この経験は、私にとってかけがえのない財産です。
今日もご機嫌元気な1日をすごせますように。
まさこ
いいなと思ったら応援しよう!
サポートして頂けると(生活面で)大変助かります。よろしくお願いします。m(_ _)m