靴と下駄箱
おはようございます、masaccoです。
暮らしたい我が家について、気負わず考えてゆきます。
以前、玄関は出来るだけ広い方がいいと感じている、と書きました。
全体面積よりも満足度に影響すると。
玄関には、靴や傘の他にも、バットやボール、虫とり網、自転車用ヘルメット、冬はさらに手袋や帽子…もう少し整理できそうですが。
で、靴については、今のマンションに越してきてからは、下駄箱に入る数だけに絞ることにして、ひとりあたり6足が基本。
新しく買う時はどれかと入れ替え。
ただし、夫の仕事用の安全靴なんかは別。
例えば、私で言うと、こんな感じ。
1.雪靴・・・雪国では必須!
2.ランニングシューズ・・・通勤用。1年半前の出産でギックリ腰みたいになって、整骨院の先生から、靴は足首をしっかり固定出来るタイプがいいとのアドバイスで。
3.登山用の靴・・・次男の妊娠からしばらく履いてない。
4.長靴・・・雨の時は必須!
5.革靴・・・ランニングシューズではどうしてもNGな場合に履く。
6.ウォーキングシューズ・・・スリッポンタイプで足首が固定出来ないので、今は履いてない。
今のところ、運用面で困ったことはないです。
私「このマンションに越してきて、玄関が広いのいいわー。」
夫「下駄箱がなー、残念なんだよねー。」
私「へー、どの辺が?」
夫「俺が設計するとしたら、もう少し上げる。」
私「上げる?底板を?」
夫「うん。俺の靴は大きいから下駄箱の下に入らないし、下駄箱の前にあると、扉が開けられない。」
私「ああ、確かに。じゃあ、下駄箱の下の空間は必要なくて、引き戸だったらいいのか?」
夫「いや、雪で靴が濡れることも多いから、帰宅してすぐに下駄箱には入れたくないし、かといって、土間に出ている靴が多いのは邪魔だから、下駄箱の下に靴が置けるスペースがあった方がなにかといい。」
私「あっ、私の雪靴も下駄箱の下に入らないし、前に置いたら邪魔になるわー。」
私「(メジャーで測りながら)父ちゃんの靴は高さ15センチ。こっちの靴は18センチ。私の雪靴は20.5センチだわ。じゃあ、下駄箱はどのくらい上げればいいんだ?」
夫「そうだねー。例えば、土間から床へは15センチ程度上げて、さらに床から下駄箱を10センチ程度上げるとか。」
と、いいながら、夫がパラパラとめくっていた本。
中には美しい納まりの写真が。
私「きれいな納まりだねー。」
夫曰く、最近、自社の仕様を公開する工務店や設計事務所が増えてきたそう。
細かい仕様まで気にするお客さんが増えてきたということなのかも。
あるいは、工務店の技の見せどころ、ということにもなりそう。
納まりは、間取りや材料とは異なり、素人が「こうしてください。」と、なかなか言えない部分。
一方で、使えば使うほど実感できるから、プロに頼りたいところ。
靴箱ひとつとっても、創意工夫があると使う時の気持ち良さが違う。
今の賃貸マンションにそこそこ満足している自分に、はっとしたのでした。
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◎ヘッダー写真
薪窯パン麦屋のパン。
左はいよかんピールとチョコのパン、右は生姜とレモンのパン。
どちらも季節限定。
外はかたくて、中はもっちもち。
パン好きの私にとって美味しいパンを食べている時間は至福の時。