【無料お試し版】NGOが潰れそう。ポル・ポト政権下を生きた世代
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大口ドナーからの寄付が途絶え、
うちのNGOはスタッフの給料が払えない危機的な状況だ。
昨日からスタディツアーが始まった。
もう7年目の中核事業だ。
今日はプノンペン市内観光がメインだった。
過去を知る
いまのカンボジアを知る上では避けては通れない、ポル・ポト負の遺産。
プノンペンには「キリングフィールド」と「トゥールスレン虐殺博物館」がある。
キリングフィールド
プノンペン市内から10㌔南にある。虐殺された人達が埋められたあとが大きな穴になって点在している。
入場料$6
キリングフィールドは郊外、トゥールスレンは市内にある。
トゥールスレン虐殺博物館
プノンペン市内にあり、周りはカフェ沢山。元々学校だった場所で、虐殺された方の写真や拷問器具が並べられている。
入場料$2
特にキリングフィールドの音声ガイドはおすすめで、虐殺された対象者や当時の様子がよく分かる。
決して軽い内容ではないが、一度は訪れておきたい場所だ。
ここを見てから、日々カンボジア人と接すると、色んな感情が沸き起こる。
カンボジア人大学生との交流
うちのスタツアでは奨学金支援関係で、現地の大学生との交流が多い。
彼らをいま20歳と仮定しよう。
カンボジアの標準的な家族の場合、親は45歳程度。
ポル・ポト政権は1975-79年まで。
いまは2019年なので、およそ40年前の出来事だ。
つまり、スタツアで僕らが交流してる大学生の親たちは、
ポル・ポト政権化で生まれている。
彼らは幼少期をポル・ポト政権下で過ごしている。
その息子/娘たちを、ぼくらはいま支援している。
ぼくらは歴史の流れの中で生きているのだと実感させてくれる。
教育支援は一筋縄ではいかない。
でもこの国の教育のソフト面はまだまだボロボロだ。
だからこそ、僕らは支援を途中で投げ出したりはできない。
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