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2020夏みものオラザク

今回は次女みも(小4)のオラザク制作記を。

まずはこれまでのコンテスト応募を振り返ります。

最初の応募はオラザク。2017年、小学1年生のときです。

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おさがりのお気に入りのワンピースにあわせてマスキング塗装。お花のシールをペタペタ貼ってはがすやり方です。作品名は『おはなゾック』。

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姉のめいが初めてGBWCで日本代表になったとき、みもは1歳。

4兄弟の中でも最も幼い頃からプラモをやってる子です。今も技術は高くないけど、年齢のわりにはがんばってるほうかも。姉と兄のようには上手くできないっていつも言ってるけど、落ち着いて考えてみればまだ4年生だから、まだまだこれからです。

このときのオラザクの結果は兄のまあさんと仲良く1次通過もならず。次男のもんちゃんがジュニア優秀賞でした。姉はGBWCジュニア優勝。


翌年の2018年はGBWCに参加。

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作品名は『ハロハロウィン』。


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結果はファイナルまで残れず。この年は兄のまあさんが日本大会2位に。もんちゃんがオラザクジュニア4位。

可愛らしい感じの作品が多いですが、普段のみもは汚しなんかもやります。

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今はタミヤ1/48のマチルダを制作中。イギリス戦車が好きみたいです。

去年の2019年はコンテストをお休み。

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2017年暮れに我が家に来たシータ(ワイマラナー)の訓練にみもはいつも一緒。ドッグショーやアジリティーの大会も見学に行きました。

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そして、みもは釣りもします。去年はプラモよりもアウトドアな趣味を優先しました。

そして2020年、今年はオラザクに応募です。

戦車などのようにリアリティ重視でいくのか、それとも今まで通りカワイイ感じの作品にするのか。


みも「かわいい系でいく! ねずこちゃん!」

鬼滅の刃が好きなみも。ねずこの着物の柄で塗りたいと言い出しました。

父「いや、それマスキングでしょ?難しいってか、めんどくさくね?(しかも他のアニメの版権に関わって主催者さんが困るからやめてほしい)」

僕が難色を示しても諦めないみも。


みも「それじゃあ、和柄の折り紙を貼っちゃう。ねずこちゃん模様のないかな?」

父「いや、とにかくねずこちゃんから離れよう。他のアニメは大人の事情があってとにかくダメなの。よくわからないだろうけど、コンテストでは無理なの」

みも「えー。でも、和柄なら問題ないでしょ? 着物みたいなガンプラ作るー」

父「たしかに和紙を貼るっていうのは面白いかもね。塗装するんじゃなくて貼るのね」


どんなプラモがいいかと、早速小樽の「ホビー光」へ。

たしか何か頼まれてたものを渡すのに僕の兄も待ち合わせて向かったし、なぜか姉のめいも学校帰りにお店にいました。

何がいいかなぁー、紙を貼りやすいのがいいよね、とみんなでガンプラを物色。当初はMGのターンAがいいかなと話してました。

みも「ひげガンダム、おもしろい!」

ちょうどその頃、1/60の旧キットが再販された頃で、店員さんとドムが瞬殺されたと話してて、兄も1/60はコンプに近いくらい買ったと笑ってました。

ん?まてよ、1/60って面白いな。貼りやすそうだな。と言い出したのはたしか姉のめい。

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中身を見て「パーツでか! おおざっぱ! でも貼りやすそう!」とみもは即決。兄も僕も、シールドは和紙が映えそうでいいねと納得。なぜか兄はこのとき1/60量産型ゲルググをレジへ。なぜそんなに旧キット集めてるんだw


それから妻とみもは話し合って和紙を選びに大きな書店で文房具を扱っているコーチャンフォーへ連れて行くことに。そこには和紙や和風の置物がたくさん置かれていて「こんなふうに作ったら面白いね!」と母子で楽しそうに選んでました。まるで壁紙を選ぶ若夫婦みたいにハイテンション。

なんだか必要以上にいろんな和紙を買わされた気がするけど、よくよく考えたらサフや塗料を買うのとそんなに変わらない額かも。1/60はでかいからね…。

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ピンクの部分は透けのある和紙を手でちぎって糊でペタペタ。ピンクだけだとつまらないということで和紙の端切れセットみたいな安いセットのなかからいろんな和紙を切って、それがちらりと見えるように貼ったようです。

でっかい旧キットといえば、合わせ目消しが大変だったり、ヒケ処理も大変だけど、和紙を貼るこの方法だとそれは無用。すごいスピードで完成していきますw

装甲の裏は派手できれいな模様の和紙をペタペタ。きれいな和紙をどうしても使いたかったみたいで、昔のヤンキーの学ランの裏地みたいで面白いとは妻の談。ちらりとしか見えない部分が派手っていうのも粋ってもんじゃないかなあと僕も思いました。江戸っ子じゃないからようわからんけど。

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どうしても金魚の折り紙を使いたかったのというのがみものよくわからんこだわり。そして水引きも使いたいってお店で買ってきてました。水引きでリボンを作るって案もあったけど、金魚が池から水引きを伝うように登って肩の模様になったという感じにしようということに(ちょっとこのあたりになってくると僕もよくわかりませんw)。

金魚はこういうレジンの肩が売っていて、光で固めてできます。作り方はアクセサリー作りに詳しい次男坊のもんちゃんにみもの指導を任せたので僕はよくわかりません…。なんか色がきれいに混ざらなかったーなどとみもが嘆いていたけど、そのムラがかえってきれいだからそのまんまにしようってことにしました。

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背後に屏風みたいなものを作ろうって話になったのは、こういう「寿」の字が書かれた和紙をこれまたどうしても使いたいってお店で選んだから。ダイソーで売ってるボードに貼り付けて屏風もどきができあがり。縁に貼った和紙はシールドに使って余ったきれいな和紙。

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そんなこんなでみもちゃんのオラザク応募作品『和紙ゲル』が完成です。

池に見立てた桶みたいな台座はホームセンターで見つけた「そうめんセット」w敷き詰められたきれいな石は園芸コーナーで特価になってたやつです。

みもちゃん、これから1/60の旧キットをたくさん作りたいそうで、僕の積みプラであるゲルググキャノンを取られちゃいました。またゲルググかよ…。


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