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賃貸と購入どっちがお得??


論じている人がたくさんいる永遠のテーマの一つですが、人や家庭によって状況が違うため明確な結論がないことが事実です。

ただ判断の基準として以下の2点を明確にできるのであれば、どちらがお得か結論付けができます。

①住みたいエリアが決まっている(絞られている)

②1年以内に転居する予定がない(生活環境が変化する予定がない)

以上の2点だけです。

ではなぜ上記の2点のみで判断できるのか解説します。

仮に賃貸と購入用でまったく同じ物件があったとすると賃貸で住むより購入した方が安いです。なぜなら賃貸の家賃には利益と経費が上乗せされているからです。

私の住んでいる分譲マンションの賃貸を例に検証してみます。私は賃貸として家賃13万円、管理費8000円で住んでいます。同じマンションの同じ間取りで3250万円で売りに出ています。これを35年フルローンに換算すると月々返済額は約9万円です。修繕積立金が約6500円ですので月々の返済額に上乗せしても10万円を下回ります。単純計算でも約3万円以上お得に住むことができます。

他にも固定資産税や住宅ローン控除など検討することはありますが、より詳細に計算すると購入がお得になります。

この前提条件で先ほどの2点を検討しますと、

①住みたいエリアが決まっている

→子供を通学する学区が決まっている、通勤上そこに住むと利便性が良い、実家が近いなど明確な理由がある

②1年以上転居する予定がない

→転勤の予定がない、引越しの予定がない、転職の予定がないなど明確である

この2点が揃うと基本的には購入した方がお得であるケースがほとんどです。

ただ、購入する物件や借りる物件によっては例外が出るケースもあるので、信頼できる不動産のプロに相談することをオススメします。身近に不動産のプロがいない場合は近くの不動産屋で相談することが良いですが、押し売りしてくる営業マンが多いので注意が必要です。前回の記事で「良い営業マンの見極め方5つのポイント」を書きましたので、ご参照ください。

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