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どん底生活で学んだこと。〜当たり前のことなどけしてない〜
今回の記事では、私がどん底生活で学んだことを書いていこうと思います。
それぞれのシチュエーションは違うと思いますが、現在の生活で辛い、苦しいと思っている方の参考になれば幸いです。
1、はじめに
まず、はじめに、私がなぜ、どん底生活をするようになったのかを簡単に説明させていただきます。
高校在学中、重度の病気にかかってしまい高校を中退
サッカー部に所属しており、プロサッカー選手を目指しておりましたが、夢を諦めざる得なくなってしまいました。
そして、サッカーを出来なくなってしまった悲しみと、病気が重なり、鬱病も発祥してしまいました。
どの治療法を試してもなかなか治らず、約2年間、どん底生活を経験しました。
現在は、徐々に回復を果たし、少しずつ活動をしています。
次の項からは、どん底生活で学んだことを中心に書いていきます。
2、なぜ、どん底という時間を与えられたのか
どん底生活がはじまってすぐの頃は、毎日のように泣いていました。
体も心も、最悪の状態でしたから、どんどん自が変わっていくのが怖くて、鏡を見るなも嫌でした。
ついついネガティブ思考になってしまいますし、何日も何ヶ月も何もする気にはなれませんでした。
ただただ、自分は、何をやっているんだろうという感覚で、本当に辛く、毎日が不安でした。
鬱病が一番ひどいときは、本当に毎日のように、消えたい、死にたいと思っていました。
しかし、心の奥底では、どうにかしなきゃいけない、改善策をみつけなきゃと、必死になっていた自分がいたのも確かです。
この2つの思考が交互に頭によぎり、余計葛藤して苦しかったのを覚えています。
ではなぜ、どん底という時間を与えられたのか?
今だから思えることは、もう一度、自分の価値観だったり、思考、生活習慣を改めなさいというメッセージだったんだと思います。
この時間を使って、改めなさいというメッセージだったんだと思います。
物事には、必ず理由があります。
どんな時でも、どんな状態であろうとも必ず答えはあるはずです。
もちろん、試練はないに越したことはありませんが、皆さんも、試練や、苦しいことが起こったときは、どうして今起こっているのか、何かのメッセージではないだろうかと考えてみて下さい。
3、当たり前のことなんて決してない〜常に感謝を忘れずに〜
どん底生活を経験する前から言葉では、当たり前のことなんて決してないと言っていましたが、どん底生活をしていく中で、本当に本当に当たり前のことはないことを思い知らされました。
体の症状が一番辛い時は、少し痛々しい話しですが、体全身に細かい亀裂か入り、痛くて歩くことも、自力で外に出ることも、運動することも、寝ることも、十分に食事をとることも、もちろん仕事をすることも出来ない状態でした。
また、体内の状態も悪かったので、毎日どこかしら辛いという状況でした。
病院にかかる時も、自力では行けず、両親に手伝ってもらいながら車椅子で行くこともありました。
少し前まで、毎日のように走っていた人が、突然車椅子生活になると、すごいストレスですし、外に出るときは周りの人の視線が気になりますし、何しろ怖かったのを覚えています。
また、三大欲求のうちの2つである、睡眠と食事が十分にとれないこともすごく辛かったです。
口が大きく開けられなかったため、しばらくの間は、小さいおにぎりにスープの生活でした。
それぞれの悩みなどはあると思いますが、本当に多くの人が不自由のない生活を送っていて、毎日が当たり前のようにすぎていく。
どん底生活を経験した私ですが、今思えば当時もまだまだありがたかったと思います。
なんの不自由のない生活というのは、特別なことであって、当たり前のことで決してはないと思います。
・食べたい時に好きなものが食べれること
・大切な人がそばにいること
・悩めること
・感情があること
・安心して眠れること
・毎日元気に外に出れること
・歩けること
・家があること
あげたらきりがありませんが、本当に大切なことばかりです。
私自身も、普段では、ありえないことを経験し心から、感謝し、当たり前のことなどないと思えるようになりました。
4、人々の温かさ
心身ともに、症状が辛かったときは、恥ずかしながら本当に何も一人では出来ない状態でした。
おそらく、無意識で一人でいたら死んでしまうとわかっていたんだと思います。
家族も仕事をしていたり、自分の時間も持ちたいと思っていたと思いますが、私が一人にならないように、工夫して家にいてくれたりしました。
母に関しては、夜もほとんど寝ずに私を気にかけてくれました。
病院に行く時には、車椅子を押してくれたり、先回りして、私の苦労がないように動いてくれました。
また、病院の先生もとても親切な方で、常に私の心に寄り添ってくださり、少しでも症状が良くなるようにと努めてくださりました。
本当にこのような経験があり、改めて人は一人では生きていけないと実感しました。
何をやっていても、どんな状態だろうと、どこかで必ず見守ってくれている人がいると思えることができました。
人は一人では生きていけない。
本当にたくさんの人に感謝です。
5、自然の偉大さ
徐々に外に出れるようになってからは、近所を散歩したり、自然がたくさんある場所に多く行くようになりました。
上記の写真にあるチューリップ園にいったときは本当に心洗われるようで感動しました。
これは本当に、お花の凄いところで、お花を見ている人に不満そうな表情を浮かべる人や、怒っている人は一切いませんでした。
みんながニコニコしながら、綺麗だね、素敵だねと口ずさんでいました。
私も当時は、本当に切迫詰まっていたので、このお花たちにはすごい助けられました。
自然は、人には到底及ばない本当にパワフルで、エネルギッシュな力を持っていると思いました。
行き詰まったときや苦しいときは、大自然に触れてエネルギーをもらうといいと思います。
6、Self-loving
生まれた土地も、育った環境もそれぞれ違う私たちですが、皆さんは自分自身のことをどう思っていますか?
嫌いですか?
それとも、好きでしょうか?
私自身は正直にいうとまだまだ自分を好きにはなれてないです。
容姿的なところ、自分自身の性格、要素はたくさんありますが、100%好きですかと言われれば答えはNoです。
しかし、どんなことがあっても最後は、自分のことは自分で守らなければなりませんし、
自分のことを愛せないのであれば、人を心から愛せるはずもないと思います。
自分に厳しく、他人には優しくではなく、自分にも優しく、他人にも優しくが正解だと私は思います。
また、どれだけ、他人に愛されなくても、理解してもらえなくても、自分が自分を愛せているばそれでいいと思います。
私も100%自分のことが好きと言えるように、これからも活動していきたいと思います。
自分を愛することは、最大の防御になり、いざとなったときは、自分を助けられるツールになると思います。
7、生きていれさえすれば希望は見えてくる
2年前の私は、本当になんの気力もなく、大げさに聞こえるかもしれませんが、いつ死んでもおかしくないという状況でした。
肉体も限界でしたし、心は、ほぼ無感情という状態でした。
毎日が苦痛で、不安で、深い闇の世界に閉じ込められてるような感覚でした。
人間、弱いもので辛いときは目の前のものしか見えなくなってしまい、長期目線でものごとを解釈できなくなってしまいます。
そもそも、死んでしまったとしても死後の世界が楽かなんかは誰にもわからないですし、むしろ大変かもしれません。
死んでしまったら、本当に何も出来なくなってしまいます。
喜びも、楽しみも、笑顔も一生味わえなくなってしまうのです。
それでも、生きていれさえすれば必ず喜びも、楽しさも味わうことができます。
今の私もそうだからです。
あのとき、死ななくて本当良かったと強く思います。
世の中には、私なんかよりも何十倍も辛い思いや経験をしている人がいると思います。
その人たちからしてみれば、私の考えは軽いと思われるかもしれませんが、皆さんもどうか、私の言葉として受け止めてくださるとありがたいです。
生きていれさえすれば必ず良いことも起きます。
この世界はバランスでできているからです。
生きていれさえすれば希望は見えてくる。
苦しいときは、無理せず、焦らず、いい流れが来るのを待ちましょう。
8、おわりに
ここまで、読んでくださり本当にありがとうございました。
私は、どん底という生活を経験して、本来の人間はどうあるべきかを再度学ぶことができました。
何度も言うようですが、本当に当たり前のことなどないと心から思います。
人間は、誰しも一人では生きていけません。
甘えたいときは、素直に甘えて、辛い時には、我慢せずに弱音を吐いて、たくさん泣けばいいと思います。
みんながみんな、支えてあって生きていければ素晴らしいですね。
本当に大事なことはなんなのか?
・地位なのか
・名誉なのか
・お金なのか
・プライドなのか
・見た目なのか
・学歴なのか
もちろん、この世界で生きていくには、上記の項目は最高のツールになると思いますが、
やはり、生きていく上で一番大事なのは、心だと思います。
相手を思いやる心、感謝、素直さ、反省神など、
私は、どん底生活でこのような本当に大切なことを再認識させられました。
当たり前のことなど決してない。
今日もこの言葉を忘れず生きていきたいと思います。
皆さんの、幸せを願っております。
読んでいただきありがとうございました。
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