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ハンガリー・ブタペストでの日本帰国のための陰性証明取得。6月の実体験を基に説明します。

去る6月後半。この夏のOZORAフェスティバルの準備のため、ハンガリーに行ってきました。その際のPCR検査 / 陰性証明取得までの流れと注意事項について、実体験を交えながら説明します。

実際のメールの内容や検査の様子は下の方に全て画像で掲載しています。

空港以外での検査について知りたい人は、先に飛ばして中段の「空港以外での検査について」を読んでください。

まず、空港の検査カウンター[COVID-19 Test Center]はターミナル2Bにあり、24時間やっています。詳細は以下です。
https://www.bud.hu/en/testing_center

COVID-19 Test CenterはSPARの隣にあります。

28時間以内に結果が出る通常の検査が19,500フォリント(7,000円弱)
2時間以内に結果が出るエクスプレス検査が45,000フォリント(15,000円強)
となっています。
実際、28時間以内に結果が出る通常の検査で、僕がハンガリーから帰国した時は25時に到着して翌日昼過ぎに結果が出ていました。

そして、検査結果は72時間有効なので、2泊した後のフライト搭乗時にも使えます。つまり、仮にOZORAが終わって、8日の昼に検査を受けるとすると、その結果は11日の午前中まで有効ということです。

検査から陰性証明取得までの流れ

検査から陰性証明取得までの実際の流れとしては以下の通りです。

  1. サイトから事前の情報登録
    https://bud.umedhub.com/

  2. 確認メールが送られてくるのでメールを開いてチェック

  3. QRコードがメールで送られてくる

  4. QRコードを持ってカウンターへ(予約不要・不可)

  5. 支払いをしたらすぐ隣の検査ラボへ移動しその場で検査

  6. 結果のメールを待つ

  7. 結果のメールが到着。結果のメールは日本フォーマットではないのであくまで確認のみ

  8. 空港のカウンターに再度出向いて日本フォーマットに記入された「陰性証明」原本を受け取る

  9. 日本入国アプリ「MySOS」に「陰性証明」の写メを登録。「陰性証明」が問題なければ数分から数十分で画面が青に変わる。青に変わったら検疫手続完了。

実体験を基にした注意事項

1〜4までの作業はものの5分ほどで終わりました。ブタペスト空港はWifiも早いので、現地のSIMを持ってなくてもスマホでその場で登録できると思います。

自分の場合、5の検査自体が25:25で、7の結果メールが到着したのが翌昼12:35でした。その前に9:08に「検体が分析ラボに到着した」という報告メールが届いていました。
で、問題は7の結果メールですが、送信元が「neumannlabs.com」というアドレスから届きます。最初にQRコードが送られてくるアドレスと違うので見落とさないように。そして、メールの中のリンクをクリックすると、パスワードを求めるログイン画面が表示されますが、最初の登録なので[I am new, I would like to register.]のボタンから、ここでも利用者登録をしてください。そうすると結果が見られます。ただし、流れの中で書いた通り、メールで確認できるのはあくまで結果のみなので、日本のフォーマットに記入された「陰性証明」原本を受け取る必要があります。

そこで、最初にカウンターに検査しに行くときに日本フォーマットを印刷した紙を持っていくべきです。空港やその周辺では印刷できる場所がないので、いっそのこと印刷したものを日本から持って行っておくのがてっとり早いと思います。(ホテルならフロントで対応してくれると思いますが)

自分の場合は印刷していかなかったので、カウンターで日本フォーマットに記入する必要があることを伝え、手配してもらえると確認しましたが、向こうからは連絡がなかったのでカウンターに催促の電話をして記入済み日本フォーマットの写メをメールで送ってもらいました。
印刷して持って行っていれば、催促しなくてもメールでお知らせしてくれたかもしれません。

ちなみに、「所定のフォーマットを使用することが困難な場合には、任意のフォーマットの提出も妨げられません。」記載があったので、日本フォーマットではない結果メールのスクショをMySOSに登録しましたが、まんまと弾かれたので、日本フォーマットをちゃんとゲットするのが確実だし安心です。

自分の場合は帰国前夜にMySOSの検疫手続を完了させましたが、陰性がメールで確認できていて、余裕を持って空港に行けば当日にMySOSに陰性証明の登録をするのでも間に合うと思います。

それと、厚労省のページに「日本への入国に際して必要なもの」として「誓約書の提出」の記載がありますが、誓約書はMySOSの中に含まれているので別途用意する必要はありません。

空港での通常の検査の注意点

空港で受けれる通常の検査の注意点は、結果が「28時間以内に出る」となっている部分です。自分の場合はカウンターがガラガラだったので半日で結果が出ましたが、混み合っている時は、28時間近くかかっても文句も言えません。そもそも何故24時間ではなく28時間なのかが謎ですが。。。
なので、通常の検査を使うなら、せめて検査からフライトまで1日半以上余裕を持ったスケジューリングで検査を受けることをお勧めします。
まあ、実際、入国にPCR検査が必要な国の方が少なくなっているので、そこまで混雑して、時間がかかるということは考えにくいですが、バケーションシーズン且つOZORA後で、世界中から人が集まってきているとしたら半日では結果が出ないということも十分にありえると思います。ご注意ください。

空港以外での検査について

OZORAの会場から電車でブタペストに戻る場合など、空港を経由しない場合はブタペスト市街で検査する必要があると思います。
以下に、在ハンガリーの日本領事館から日本フォーマットへの記入が可能な検査施設の一覧が公表されています。
https://www.hu.emb-japan.go.jp/files/100355904.pdf
費用はどこも似たようなものなので、営業時間などを事前に調べて行けば問題なく対応してもらえると思います。

ですが、、、各施設がどんな対応をするのか?確証はないので、時間もなくて、不安もある。という人は空港のカウンターで、倍のお金を払って2時間以内に結果が出るエクスプレス検査をするという手もあると思います。
ただし、もし万が一結果が陽性だった場合はフライトを変更するための時間も必要なので、フライトが出る直前に検査を受けるのはやはりリスキーですよね。であれば、前日、あるいは前々日に検査を受けておくのが費用的にも楽だし安全だと思います。

検査から陰性証明取得までの流れを画像でおさらいします。

1. サイトから事前の情報登録
2. 確認メール
3. QRコード
4. QRコードを持ってカウンターへ(この時は深夜25:30頃でした)


5. 隣の検査ラボへ移動しその場で検査
「検体が分析ラボに到着した」という報告メール
7. 結果のメール
WEB上の陰性証明
カウンターに催促してメールで送られてきた日本フォーマットの陰性証明
MySOSの検疫手続完了前の画面は黄色です。
検疫手続が完了すると青に変わります。

最後に

以上、一通りの流れをまとめましたが、MySOSの青い画面と、陰性証明の紙の原本を持って空港のチェックインカウンターに行けば至ってスムーズに搭乗することができました。

そして、成田帰国時も「これ意味あるの!?」みたいな疑問を感じるチェックを受けつつ、長い道のりを歩かされましたが、ほぼ待つこともなく、するりと入国の審査をパスすることができました。
ちなみに、下の写真は成田帰国時の検査の様子。(本当は写真NGだったらしい)
MySOSがちゃんと登録できている僕らはスルッと通されましたが、登録できてない人たちは結構待たさせていた模様。。。ただ、そのMySOSも更に簡素化されているらしいです。

とりあえず、OZORAまであと1ヶ月の現時点で、感染者がまた少し増え始まっているので、帰国時の陰性証明が必要なくなることはないと思います。皆さんが安全に、スムーズに帰国できることを願っています。

成田帰国時の検査の様子

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