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ぬいぐるみが好きなのに、寄付をしてお別れしたのはなぜか。

家にはぬいぐるみは3つある。

漫画「のだめカンタービレ」に出てくる、のだめマングース。そして、リラックマ、カビゴンの3つ。

どれも30センチ以上の大きいタイプだ。大きいタイプの方が持った時にもふもふといい感じがするので好きです。

そして3つ以上は買わないと決めている。可愛いのを見つけると際限なく買ってしまうためだ。

場所をとってしまうため3つに増えた時に3つまでにしようと、心に決めた。それ以来3つのままだ。

最初の一つはSNSで会話していた勢いでのだめマングースをネットで買った。

二つ目は、ふとゲームセンターに行った時にカビゴンが可愛すぎて気づいたら両替に走っていた。4000円くらいでつぎ込んだところで見かねたスタッフさんが落ちやすいようにセットしてくれた。

三つ目は地元に帰った時に行くところがなくイーオンに行き、そこのゲームセンターであと少しで取れそうなリラックマを見つけた。あと少しならリラックマ欲しい!と、2000円ほどでゲットした。

それぞれに出会いがある。

そしてめいぐるみをみると自分がわかる。自分が楽しい時、ぬいぐるみを見るとみんな少し笑ってあるように見える。

自分が悲しい時、ぬいぐるみは少しいつもより悲しい顔にみえる。

だからいつも自分の状態がどんなふうか確認するときはぬいぐるみをみることにする。そうするとわからない自分がわかるからだ。

しかし、どんなものにでも別れがくる。

断捨離を何年も前からやり続けてついに残りはぬいぐるみにまでやってきた。

「好きだからずっとそばに」そんなことは全てに当てはまるわけではない。そんな安心感が時として自身をダメにすることもある。

デスライティングというテクニックがあり、死を考えることで普通の毎日の希少性を認識してより良い人生にしようとするテクニックがあります。

毎日生きている中で「自分はすぐ死なない」とどこかで思っています。だから「いつかやろう」と思うのだろうなと。

だから僕はたまに死について考えます。それは大事なものがなくなったら、今日人生最後の日だったらなど死に近いことも考えます。

そうすることでしっかり毎日を生きよう、やり残しがないように今一番やりたいことをやろう、そう思っています。

そして今回の死について考えることは、大好きなぬいぐるみとさよならをすること。

どのようにさよならするかを調べていたら、供養をすることや捨てること、売ることなどいろいろありました。

その中で寄付をすることができるのを知って、そちらに送ることにしました。

NPO法人の方が物資を途上国などに送っているらしくぬいぐるみも対象になっていました。こちらを利用することに決めて本日お別れをしてきました。

新しいところで幸せになってくれると良いなぁ。

ちなみにダルマはまだ健在です。

「ただジャズが好きなだけ」な毎日ばジャズピアニストの金子将昭。見てるだけで音楽やジャズや文化が詳しくなる動画を投稿しています。
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