![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124622446/rectangle_large_type_2_696164d294514926e55a68984c3f13a2.png?width=1200)
リスティング出稿ガイド ④運用について
こんにちは、ミヤザキです。
前回の記事で「KWとTDの調整方法」についてお話をしてきました。そして今回は初期設定の完結編として、「 運用」についてを紹介していきます。
まずは個別具体的な話に入る前に、ザックリと初期の運用の流れを見ていきましょう!!
\\\\\\ ドドン //////
![](https://assets.st-note.com/img/1702989013999-vzNhMzUqox.png?width=1200)
初期の運用はこちらの①~④流れを辿っていきます。
④まで辿り着ければ、あとは予算を拡大したり、LTVなどを考慮して後ろの数字を合わせていく「拡大・安定編」に入るわけです。
まずは④に辿り着けるように難所である「予算を消化させること」と「CVを付けること」を乗り越えていきましょう!
… とその解説をする前に、まずは基本の入札方法についてさらっとご紹介します。
【基本】 「自動入札(目標CPA)」で設定する
![](https://assets.st-note.com/img/1702642793307-d7zEZTlroA.png?width=1200)
リスティング広告の運用は基本的に、
「目標CPA+自動入札」の設定で入稿します。
昔はかなり手動入札で入れることも多かったのですが、
今では自動入札に頼ることが多いです。
理由はAIがだいぶ賢くなったことと、
Googleなどの媒体は手動入札を好まなくなってきているからですね。
では基本をさらったところで、難所の2つである
「予算消化」と「CV数獲得」について解説していきます!
【予算消化されない場合の対処】
「広告出稿したけど全然予算消化されない…」
広告運用を始めた際のあるあるパターンだと思います。
体感、案件の中で25%くらいがこの壁にぶち当たりますね。
リサーチはちゃんとしたから理論上はちゃんと消化されるボリュームがあるはずなのに… と思ってしまいますが、一個一個丁寧に対処していきましょう。
対処法は2つあります。
1.目標CPAを上げる or コンバージョンの最大化に変更
2.入札戦略を「クリック数の最大化」に変更する
1.目標CPAを上げる or 目標CV単価を設定しない(MCV)
![](https://assets.st-note.com/img/1702643933561-w40npq39WA.png?width=1200)
表示されていないというのは、AI的に他社に入札金額が劣っていると思われていることが原因です。その際は徐々に目標CPAを上げいったり、もしくは目標CPA自体を外してしまうことで、表示回数&クリックを増やすことができます。
2.入札戦略を「クリック数の最大化」に変更する
![](https://assets.st-note.com/img/1702643723487-9bopirSFDL.png?width=1200)
もし1.にてどちらも対応できない場合は、入札戦略を「コンバージョン数の最大化」→「クリック数の最大化」に変更しましょう。
コンバージョン特化の機械学習はされませんが、まずはクリックを集めてコンバージョンを溜める→入札戦略を「コンバージョン数の最大化」に戻す
ことも可能です。
こちらをやって表示されないという場合は、全く別の問題が起こっている場合が多いです。具体的には「ポリシーエラー」・「そもそもKWがおかしい」などなど。ただこれらが起こる可能性はとても低いので、一旦飛ばして次を解説します!
【CVが理想通りに付かない場合】
一旦消化はされるようになった!
となっても1番難しいのはこちらの「理想通りにCVを付けること」です。
「理想通りにCVを付けること」とは、「目標CPA以内にCVを一定数獲得すること」ということですね。 これが難しい。。
改善していく項目は大きく3つありまして、それぞれについて解説していきます。
1. TD (広告文・説明文)
2. KW (キーワード)
3. 目標CV単価
1. TDの調整
諸説はありますが、TDでは表示回数が多いものを良いものとして仮定します。 逆に表示されないものは評価されていないと判断し、別の訴求をいれましょう。
見る方法は以下のとおりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1702631055545-ff67vSz2b7.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1702631304541-myulyB8zvQ.png?width=1200)
特に下の方でほとんど表示されていないようなものがあれば、それは当たっていない訴求だということで別の広告文に変更しましょう。 地味ですが、重要な施策です。
2. KWの精査
KWの精査は基本的な話ですね。
ここではよくある調整方法をまとめてみます。
KWの停止
・キーワードをCPA単価順にして目標CPAと合っていないKWを止める
・消化金額が大きいのにCV数が0のKWを止める
![](https://assets.st-note.com/img/1703000301771-Yff0gPqiRY.png?width=1200)
検索語句の追加
・登録していないけどCVしているキーワードを登録する
・効果の悪いクエリを除外する
![](https://assets.st-note.com/img/1703000326254-BfTFSDHu07.png?width=1200)
2.目標CPA&予算の増減
CPAは安く取れれば取れるだけ良いものの、当然競合もいる中で無限に安くは獲得をすることが出来ません。
ですから"目標CV単価は低めを狙う"ものの、"しっかりとCV数が確保できる" そんな最適な目標CV単価に調整をして運用を継続しなければいけません。
ですから初期は最適な場所を見つけるまで、目標CV単価の上げ下げや予算の上げ下げを割と頻繁に行います。
例えるなら、蛇口を捻って最適な水量を確保する感覚や、火加減を調整して焼き鳥をうまく焼けるようにする感覚です。
![](https://assets.st-note.com/img/1703001519008-ZCeYs63OkZ.png)
この感覚はリスティング広告で特に強い特徴ですので、説明も難しく、雑になってしまいましてごめんなさい!w
最後に
ここまで読んでくださり、有難うございました!
以上、初期運用についてのコツです。
最後に運用の初期マップをもう一度貼ります!
![](https://assets.st-note.com/img/1703001694973-dB07oj1OT6.png?width=1200)
ぜひこちら攻略して、高度なリスティング運用を実現してください!!