潰瘍性大腸炎からの大腸全摘日記 ⑥:「繋がっていないはずなのに?!いきなりの腸液漏れ」

術後1週間くらい経った頃にお尻から結構な量の漏れが。「繋がってないはずなのに何で?!」と思ったけど、「腸液だか溜まった血液だかが漏れている」という説明。これが頻繁に出る時は5分も経たないうちにタラ〜って漏れて来るので、その度にオムツ交換?!っていうだけでかなりのストレスになってた。日割りのおむつセットというのがあって、それだと枚数制限なく使えるとのことで速攻でお願いして、オムツごと換えるのではなく、かなり大きめのパットを交換することで乗り切ってたが、それも立て続けに5枚交換とか、凹まない方がどうかしてる状況。「あんなにしんどい思いしたのに、手術前と変わらんやんけ!」と、心折れそうで辛かった。何なら手術前の状況よりも酷いわけで。

しかも「液漏れが止まることはありません。個人差はあるけど」と言われて凹まない人がいるか?「徐々に減っては来ますから」と言われても、その時は大して救いにもならず。

「漏れているのは腸液だろうが、縫合部分からの出血の可能性もなくはない」ということもあり、看護師さんに「毎回、写真撮るので出たら報告して下さい」と言われてたのが、「これくらいの量で毎回先生に報告するのも…なので、自分で処理して下さい」という対応に変わったのを機に、「いっそ、トイレに流せば良いのでは?」と思い付いて、座って排尿するようになると(それまでは立ってしてて、その度に漏れて来るような状態だった)その度にチョロチョロ出てはいるけど、パットを汚すことがなくなったので、物凄くストレスは軽減された。

漏れ出す数日前に「おしっこの管抜いたので、普通のパンツ穿いてもらって良いですよ」と言われたものの、紙おむつを継続しておいて本当に良かった。

※ねまきのレンタル、おむつセット等は積極的に使うべきだと思った。着替える手間とかストレス(特に術後すぐは絶対に汚すので)を考えると、全然安い出費だと思う。

退院後も座って排尿する度にほぼ毎回漏れているが、不意に漏れ出すことはなくなったし、「ヤバい?!」と感じても我慢出来るようになったので、事故ることは皆無。人間の対応力には関心させられる。

「縫合部分からの出血の可能性」ということで、貧血起こしていないか調べる為に凄く頻繁に採血されてたが、毎回異常ナシ。退院前に内視鏡で見てもらったが「出血はない」とのことだった。出だした頃は溜まってた血が流れてた、ということなんだろうか?

これは勝手な想像ではあるけど、ストマ閉じた後、しばらくは漏らすらしいが、今の腸液の漏れ対策がその予行演習になってるとしたら、より早く対応出来るようになるのでは?と期待している。

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