潰瘍性大腸炎からの大腸全摘日記 ⑦:「ドレイン(管)からも液漏れ」
ドレイン、身体に繋がった管のことをそう呼ぶことを入院して初めて知ったけど、目的は「術後の出血、縫合不全、感染などの術野の情報を得るために留置される」らしい。
食事が始まるまではストマからの排出も水ばかりなので、点滴棒の下に繋がった袋に流されてたみたいで(あんまり覚えてない)、ストマの反対側に繋がってたドレインから出たのも同様、点滴棒の下にある袋に溜まって行ってたっぽい(あんまり覚えてない)。
おしっこの管(看護師さんがそう呼んでた)等、それら何本かの管が徐々に外れて身軽になって行くのだが、このおへその横辺りのドレインを抜いた後、液漏れが発生。ガーゼが水浸しになるくらいなので、生活に大いに支障が出るレベルの量が漏れてた。
匂いとかはないけど、かなり頻繁に出て来るので、ガーゼの交換が面倒。自分では交換出来ないので、毎回、ナース・コールせざるを得ない。初日の夜中は無事故で乗り切ったものの、翌朝はオムツの交換をお願いしてるタイミングで溢れ出す始末(っていうか、自分で穿き替えられてなかったのか ← 入院中のメモ参照)。
先生の所見は「溜まった液が枯れたら(出きったら)出なくなるはず。あんまり頻繁だと看護師から『縫って下さい!』と言われると思うので、あまり気にせずに」とのことだったが、しょっちゅうナース・コールしないといけないのは気を使うし、この段階で「いや、もうチャッチャと縫って下さいよ!」と思ってた…っていうか、最初からそれで良くない?と思ってしまうくらいには鬱陶しかった。普通は自然に閉じるらしいけど。
結局、パウチ交換の時に偶然通りかかった先生に縫ってもらえて、それ以降は一切、漏れなくなった。
やっぱり最初から縫っておいてくれたら…と思ったけど、退院直前に抜糸してもらう時、まあまあ痛かったので、自然に閉じるに越したことはない、ということなんだろうと思う。