新型コロナウィルスの扱い

感染症法における分類
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1類:エボラ、ペスト
2類:SARS、MARS
3類:コレラ、腸チフス
4類:黄熱、狂犬病
5類:インフルエンザ
指定感染症:新型コロナウィルス
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新型コロナは2月の閣議決定により「2類以上」と位置付けられました。従って感染者に対して入院や就業制限の勧告が義務付けられます。一方病床数と入院措置を見ると
・大阪府下病床総数:9万
・大阪府下コロナ病床数:1300
・65歳以上は無症状であっても入院
コロナ感染による入院は1300ベッド数の奪い合いとなります。従って報道にある「病床率〇〇%」は1300を分母とした割合を表したものであり、「医療崩壊」の根本的な原因は、そもそもベッド数が少ないこと、それとコロナ患者が高齢者に偏りすぎているため、患者一人当たりの看護師を多く必要とすることに起因します。さて仮に現状のコロナ扱いを2類相当からインフルエンザ並みの5類に引き下げた場合どうなるか。
・入院は無し、自宅隔離が基本
・防護服やゴーグル不要
・適度なアルコール消毒、手洗い
ベッド数を埋め尽くすこともなくなるし、医療従事者への負担も軽くなります。このようなことをぜすGoTo停止等に依存した政策は、首相が提唱する「コロナ対策と経済社会活動の両立」からかけ離れたものとなります。武漢発生から1年経過し、新型コロナはどのような病気なのか傾向が分かってきていることから、メリハリの利いた対策が急務となります。

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