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筋力と持久力を同時に!?コンカレントトレーニングの真実


こんにちは!

イクサポです!!

今回は、最近書籍も出て話題にもなったコンカレントトレーニングについて話をしていきます!

コンカレントトレーニングって聞いてもピンとこない人もたくさんいるでしょう!
ものすごく簡単に言えば、持久力と筋力の両方の向上を目的に行うトレーニング方法になります。

一昔前まではこの同時に2つの要素にアプローチするのは効果的でないとされていましたが、近年その考え方が見直されて来ています!

今回は理論的背景も含めて、コンカレントトレーニングについてまとめていきます!

それではいきましょう^^



コンカレントトレーニングとは?

その名の通り、

Concurrent (同時に起こる)+Training

のことを指します。

ここで表現される同時というのは、

同一トレーニング内

であり、1回のトレーニングの中で、筋力や筋肥大にフォーカスしたレジスタンストレーニングと、主に有酸素性能力にフォーカスした持久性トレーニングの2つを行うことです。

このコンカレントトレーニングの最大のメリットとしては、時間の効率化が可能な点です。

わざわざ目的に応じてトレーニングの時間を別にしなくても、同一トレーニング内で両方の目的の効果を高められるのであれば、非常に効率的ですよね!

最近の研究では、このトレーニング方法により、有酸素性能力と筋力の両方のパフォーマンスを改善することが示唆されています。(Silva RF, 2012)

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しかし、反対に過去には、このコンカレントトレーニングが毛嫌いされてきた大きな理由として、

それぞれのトレーニング効果が薄まってしまうこと

が問題視されていました。

それは相互干渉作用という考え方が大きく影響を及ぼしています。


それでは、相互干渉作用について見ていきましょう!


コンカレントトレーニングの誕生と相互干渉作用

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