【見逃しがち】膝関節を最大限機能させるためのトレーニング再考
こんにちは!
イクサポです!!
今回は膝関節について話をしていきます!
膝関節といえば、運動軸が屈曲・伸展と限られており、運動連鎖を考える上では『安定』に寄与する関節として考えられています。
そのため、股関節ばかりに目が向けられ、膝関節はおざなりになっていることも臨床場面ではよく目にします。
そのため、今回は膝関節について機能解剖からトレーニングまで深掘りして見ていきたいと思います!!
それではいきましょう^^
膝関節の機能解剖
膝関節は大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節から成り立ちます。
大腿骨顆部と脛骨の関節面は内側が凹凸に対して外側は凸凸になるため、外側顆の移動量は大きいとされており、脛骨の凹側は浅い受け皿となっているため、骨の支持性に乏しく、軟部組織での制動が膝関節の安定に重要な役割を担ってきます。
大腿脛骨関節において、膝関節が伸展する際に大腿骨に対して脛骨は外旋するのは有名な話だと思います。
外旋する理由は、
とされています。
また膝関節屈曲時は内側顆が90°屈曲までに約2.2mm後方に移動されるとされており、外側顆は120°屈曲位までに約21.1mm後方に移動するとされています。
このことから屈曲時には、
とされています。
そのため膝関節は屈曲伸展の評価だけでなく、内旋外旋の評価も必要となります。
さらに膝関節は大腿骨長軸と、脛骨長軸では約7°外反しているとされています。これは頚体角があるため大腿骨が内反し、脛骨は荷重線に対してほぼ垂直であることから膝関節は外反しているとされています。
この角度が大腿骨や脛骨の角度が変化することに左右され、内反膝、外反膝となるとされています。
よって、
膝関節を評価する上で重要になるのは、
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