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【最終章】本当の基礎から学ぶ前十字靭帯損傷〜アスリハ編!段階的復帰ステージ分類〜
こんにちは!
イクサポです!
今回は以前書かせて頂いた前十字靭帯損傷(以下ACL)のリハビリの続編「グラウンドでのアスリハ編」について書いていこうと思います!
以前のACLの記事は以下ご参照ください!
ACL損傷の復帰においてグランドではどのようなリハビリが求められてくるのかについてまとめていきます!
それではいきましょう!!
定量と定性
今回はグラウンドでのリハビリについて書いていこうと思います!
以前にも書かせていただきましたがACLR(膝前十字靭帯再建術後)後のリハビリは定量的であり定性的であることです!
なぜなら明確にこの基準、ここまで動ければ怪我をしませんという指標がないからです!
そのため一側面だけではなく様々なテストバッテリー(筋力テストやホップテストなど)を用いて復帰を目指していく必要があると思います!
ここで難しいのが定性的であること。
つまり質の面を見なければいけないということですが、そんなもの人によって見方が変わってしまうのでは?と思いますよね。
私もそう思います!
ただその中で合わせるべき基準やどのようなテストバッテリーが使われているのかを知ることで漠然としていた質という面の見方がわかってきます!
それではいろいろ見ていきましょう!
1.ACLの復習
まず以前の記事で書いたACL受傷パターンやACLR後の能力低下などを簡単に並べていきます!
【再受傷率】
・ACLR後の再受傷率は25歳以下でスポーツ復帰したものを対象とすると、23%である
【受傷機転】
「非接触型」が多い
・ジャンプ動作
・ストップ動作
・カッティング動作
【受傷時・ACLR後患者の膝アライメント】
・膝の外反が多い
膝の外反に伴う、もしくは原因と考えられる
・股関節内旋
・体幹の側屈
・着地時の運動戦略
【能力低下】
・関節固有感覚
・姿勢制御
・筋力
・動作パターン
以上になります!
基本的に他のリハビリと同様にグラウンドリハビリの立案も
・なぜ怪我をするのか?
・どうしたら防げるのか?
という視点を持ってやっていくことになりますので上記の内容は非常に重要になってきます!
2.グラウンド評価
ではリハビリは実際に何を見て行なっていくか?という話をしていきます!
ここから先は
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