【新概念】パフォーマンスアップの鍵となるマッスルスラックの正体とは?
こんにちは
イクサポです!!
育成年代ももうすぐシーズンインします!!
プレシーズンも終わり、今はシーズン初戦に向けていい準備が出来るように、選手のコンディションの最終調整をしている時期です。
シーズンインしたら、毎週の気づきを報告していきますね!!
さて今回は、『マッスルスラック』についてです!
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なんだそれは?と思った方も多いのではないでしょうか?
この概念を知っておくと、従来のプライオメトリックトレーニングを実施する上でも、コーチングするポイントや環境設定などを工夫することが出来ると思います。
あまり馴染みのない概念だと思いますが、アスリートを指導する上では重要になってくるので、今回説明していきます!!
それでは行きましょう!!
マッスルスラックとは?
筋肉のたるみ
と表現されることが多いです。
イメージとしては、筋肉が弛緩している状態です。
例えば、ロープを想像してください。
あなたはロープの一方の端を持っており、もう一方の端は車に結び付けられています。ロープで車を引っ張ろうとするとき、力を発生させるには、まずはロープをピンと一直線にさせる必要があります。
これは、ロープが地面にたるんでいる状態から、ピンとロープが緊張し、力が発生するまでは、筋肉でも同様の現象が生じているとされています。
筋肉が弛緩した状態では、張力を発生させることはできないため、まずは筋に張力がかかるように、筋線維が直線になるまで緊張させます。
この弛緩した状態から緊張するまでの間をマッスルスラックといいます。
スポーツ動作は、非常に高速な動作であるため、いち早くこのマッスルスラックを取り除く必要があると言うわけです!!
まだイメージがしにくいと思うので、筋線維モデルを用いて説明していきます!!
筋線維モデルからみるマッスルスラック
マッスルスラックを説明するのに、筋線維のモデルとしてHillモデルがあげられます。
このHillモデルは、収縮要素, 直列弾性要素, 並列弾性要素3つの要素から筋線維を表しています。
簡単に言うと、収縮要素=筋, 直列弾性要素=腱, 並列弾性要素=腱膜, 筋膜とされています。
それでは、マッスルスラックの場合、筋線維自体がどんな状態なのでしょうか??
それがこちらです。
育成年代のフィジカルサポートの環境改善に使わせて頂きます!🙇 皆さんの力で日本サッカーを発展させて行きましょう🔥