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現場ですぐに使えるバスケトレーニングおすすめ7選!〜下半身を効果的に鍛える〜

こんにちは!

イクサポです!!

この時期は、トレーナーの契約の話がいろいろと回ってきます。
実際僕のところにも何件か入ってきています。

ただ、すぐに紹介できるわけではありません。紹介するのにも責任があります。そのため、その人のスポーツに対する思いや覚悟、人間性などを見ています!

ただ、スポーツ現場で働く仲間が増えることは非常に嬉しいことなので、少しでも多くの人が挑戦できる環境作りをしていきたいと思っています!!

契約の話に関してはこちらに記事にしてあるので見てみてください!!!


さて、今回はゲストライターである佐藤昴さんに記事を書いて頂きました!!

佐藤さんはバスケ選手の傷害予防やパフォーマンスアップについて情報発信されています!選手自身が身体について興味を持ち、学んでいく環境作りをされています( ^∀^)

バスケ選手のトレーニングについてまとめて頂きました!!
バスケの競技特性やバスケ特有の動作を元にトレーニングが作られています!

それではいきましょう^ ^


<以下、ゲスト記事>

Physio365を購読されている皆さまはじめまして。
都内のスポーツ整形外科クリニックに勤務しております理学療法士の佐藤昴です!
光栄な事に今回、ゲストライターとしてお声がけいただきました。
貴重な機会をいただきありがとうございます。

はじめに自己紹介です。


自己紹介

<略歴>
秋田県出身 東京都練馬区育ち
小1からバスケットをはじめる

<小学校>
地区大会では敵なし
都内ではベスト16

<中学校>
東京・関東でトップレベルとなり全国大会出場
都道府県選抜にも選ばれ全国3位
ここまで目立った故障はなくパフォーマンスも良かった

<高学校>
東京・関東でトップレベル
高1〜2にかけて足関節捻挫やシンスプリント・膝関節傷害の繰り返しで
パフォーマンスは良くなかった
全国大会出場をかけた試合で足関節捻挫を受傷しコートに居続ける事が出来ず『高校バスケ引退』

高校で全国大会出場が叶わなかったら大学ではバスケットをしないと決めていたので、ここで理学療法士を志す。

動機は親の勧めで、この時はスポーツ分野に進もうとは思っていなかった
最初の就職先は腎臓リハビリテーションに力を入れている病院へ。
腎臓リハビリテーションに興味を持ったのは学生時代に参加した「腎臓リハビリテーション学会」。未知の分野であり単純に「面白そう!」という理由でこの分野に決めました。また、運動器に苦手意識がある事・元々理系だったこともあり数値で身体の状態を評価でき、自分にあっているという思いもありました。腎臓疾患をはじめとする内部疾患の患者様を診ていくうちに、運動機能も診れないとダメだと痛感し運動器の学習に取り組みました。そのうちに興味関心は運動器・スポーツ分野に向き、現在のスポーツ整形外科クリニックへ転職をしています。

臨床では、ACL再建術後やバンカート修復術後・足関節捻挫等のスポーツ傷害、退行変性疾患の方を中心に担当。
これまで、バスケット・ラグビー・野球・サッカー・スキー・ラクロス・ゴルフ・バレー・ダンサーなど様々な種目のアスリートの方を担当させて頂いています。

Twitterの方では、私自身の多くの怪我や引退試合中に負傷しコートに居られなかった思いからスポーツ選手のフィジカルリテラシーを上げたいと思い、発進活動を行なっています。


長くなりましたが、さっそく本題に入っていこうと思います!

よろしくお願いします!



バスケットボールの競技特性


はじめに、バスケットボールの競技特性についてです。

トレーニングメニューを考える上で、そのスポーツの競技特性を理解することは欠かせません。


例えば

陸上100mの選手がゴルフの練習をいくらやってもタイムは早くなりませんよね?

極端な例ですが、このようなイメージです。


その競技に合わせ、目的を持ったトレーニングをすることでアスリートのパフォーマンス向上・障害予防に繋がります。


バスケットボールの競技特性から

・切り返し動作
・ストップ動作
・着地動作
・ターン動作

など、トップスピードから急激な減速が必要とされています。


そのため

・足関節捻挫
・前十字靭帯損傷

などの下肢急性外傷が発生しやすいです。


また、不良姿勢の繰り返しによりマルアライメントが生じやすいため、
慢性痛を抱えながらプレーする選手も多いとされています。


この記事では、
下肢急性外傷や慢性痛が発生しやすい動作評価時のポイントを中心に解説していきます。



スクワット


一つ目は、スクワットです。

良く臨床で指導することが多いのではないでしょうか?

「最初にこれかよ!」
と思う方も多いと思います。
基本的な動作ではありますが、まずは基本をおさえておきましょう。

ここが出来なければこの後紹介する動作の習得に難渋します。
アスリートでも上手くできない人は多い印象で
特に小〜高校生の比較的若いアスリート、競技歴が短いアスリートはエラーが多く、チェックする必要があると思います。


スクワットを行う目的は主に下肢筋力増強だとは思いますが、
ここで紹介するスクワットの目的は

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