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筋力トレーニングの迷信 〜怪我をしやすくなるのか?〜
こんにちは!
イクサポです!!
今回は、筋力トレーニングに関連することについて書いて行こうと思います!
先日したツイートの反響が良かったので、この記事を書こうと思いました!
『筋トレすると背が伸びない』
— イクサポ / 育成のフィジカル専門家 (@ikusapo_pt) February 17, 2021
筋トレをしたらダメと思っている人が多いですが、自分の身体をコントロールしたり、自分の体重を支えたりするだけの筋力は必要だと思う。
背が伸びる時だからこそ特に重要。
様々な刺激が入るミラードリルやピストルスクワットはオススメ!
pic.twitter.com/2Ansk7oAOK
よくこんな言葉聞いたことありませんか?
『筋トレしたら身体が硬くなった』
『筋トレしたら可動域が狭くなった』
『筋トレしたら怪我が増えた』
これは本当なのでしょうか?
今回は、世間で言われている筋力トレーニングの迷信について明らかにしていこうと思います。
それではいきましょう!!
【結論】 むしろ怪我をしにくくなる
これは、既にエビデンスとして証明されています。
筋力トレーニングとストレッチと固有受容器トレーニングの3種類の方法を比較し、傷害予防効果についてメタ分析を行っています。
その結果、筋力ストレーニングが一番効果が高く、傷害数3分の1まで減らす効果が見られたと報告されています。
以下が結果の図になります。
黄緑が筋力トレーニングであり、リスクが3分の1に減っていることがわかります。(RR0.315 ※ 何も介入してない群の傷害発生率を1とした時に)
反対に赤色のストレッチは、ほとんど傷害予防に対して効果がないことが示されました。1)
また他のメタアナライシスでも、筋力トレーニングは傷害予防に効果的であり、トレーニングのボリューム(週あたりのREP)やトレーニング強度の確保が傷害予防効果に影響を与えることが示されました。2)
このように、怪我をしやすくなるというのは迷信であり、むしろ筋力トレーニングは怪我の予防に非常に効果的だといえます。
この論文についてはS&Cの河森さんのブログでもまとめられています。
次に、身体が硬くなるという説について見ていきましょう!!
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