意外と理解してない?今さら聞けないSAQの謎に迫る!~アジリティ・クイックネス編~
こんにちは!!
イクサポです!
今回は、前回に引き続き『SAQ』についてみていこうと思います!
アジリティとクイックネスについて詳しくみていきましょう!
前回の記事はこちら☟
アジリティ(Agility)
日本SAQ協会はアジリティを「運動時に身体をコントロールする能力」と定義しています。
ダッシュをしているとき「ストップしたい」と思ったときに素早く止まれる能力。ダッシュをしながら「右に行きたい」と思ったときに素早く方向を変えて右に行くことができる能力。これがアジリティです。
NASM-PESの教科書によると、アジリティ能力は以下の能力をかけ合わせた総合的な力である、と示しています。
方向転換
急な加速・急な減速・急なストップ
フットワーク
ボディコントロール
よって、これらの能力を鍛えるトレーニングをそれぞれ行いつつ、複数の能力を同時に使うようなトレーニングも行うことで、自分のスポーツで使えるアジリティ能力を高めることができます。
アジリティトレーニングには大きく分けて2種類
プラン・アジリティ(Planned Agility):選手はどのように動けばいいかを知っている
リアクティブ・アジリティ(Reactive Agility):選手はどう動けば良いかわかっておらず、指示や音などに反応して動く
これに関しては、Youngらがアジリティの要素を細かくまとめているので参考にしてみてください!
https://www.nsca-japan.or.jp/journal/14(2)14-19.pdf
僕自身も『アジリティ低いな』と思った選手には、この要素のどこが低いかという観点で見ています。(複数の項目に該当する可能性あり)
アジリティトレーニングを行なっていく上では、まずはプラン・アジリティから行いましょう!
どのように動くか分かっているので、その動きを頭の中でイメージし、その通りに自分の身体を動かします。まずは動きをしっかり身体で覚えて、徐々にその動きを素早く行っていきます。
プラン・アジリティに慣れてきたら、リアクティブ・アジリティも始めていきます。コーチの指示や誰かの動き、もしくは音やモノ(ボールなど)に反応して動いていきます。
実際のスポーツでは、あらかじめ動きが決まっていない状況がとても多いです。相手を見ながら動いたり、ボールに反応して動かなければなりませんよね?より実践的な能力を高めるのがリアクティブ・アジリティです。
アジリティトレーニング3選
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