【超厄介者!?】甘くみると怖いSyndesmosis Injuryへのアプローチ
こんにちは!
イクサポです!!
昨日、オギトレ×イクサポセミナーを開催しました!
彼とは元々学生時代に僕が立ち上げた学生団体で、一緒に活動していた仲間だったので、久々に一緒に活動できて非常に楽しかったです!
というテーマで、3時間体を動かし続けました!!
臨床やトレーニングに使える原理原則をお伝えしているので、活かしてもらえることが沢山あると思います!
アーカイブも配信しているので、もし興味がある人はこちらのフォームから連絡ください!!
前置きが長くなりましたが、今回は足関節捻挫でも完治するまでの期間が長いとされている、シンデスモーシス:脛腓靭帯損傷(Syndesmosis Injury、別名:high ankle sprain) について書いていきます。
僕自身も実際に症例も経験したことがあるので、特によく現場で見られる前脛腓靭帯の治療とアプローチについて経験談も含めてお伝えしていきたいと思います。
それではいきましょう!!
Syndesmosis Injury (high ankle sprain)とは?
Syndesmosisとは脛骨と腓骨の間にある結合組織のことで前脛腓靱帯、後脛腓靱帯、下腿骨間膜によって構成されています。Syndesmosis Injury (high ankle sprain)とは具体的にこれらの結合組織が損傷したことを言います。
Syndesmosisは足関節の安定性に非常に大事な役割があり、特に歩く時の足関節の安定性に関与します。
そして、約11-18%の捻挫の症例で発生すると言われ、特に外反と外がえしを伴った足関節捻挫が生じた時にこのSyndesmosisが損傷受けている場合があります。
また、別の報告では内反捻挫の40%の受傷者から足関節の前方の関節包の断裂によりSyndesmosisと似た痛みの訴えがあるとされています。
スポーツでは特にサッカーやアメフト、スキーなど発生することが多いとされています。
損傷の程度により、3つのグレードに分けられます。
Syndesmosis Injury (high ankle sprain)はくるぶしの骨折、もしくは内側の三角靱帯の損傷を合併していることがあります。また、Maisonneuve骨折(遠位脛腓靱帯および下腿骨間膜の損傷に腓骨近位部骨折を伴ったもの)が生じていることもあります。
Maisonneuve骨折では、下腿の腫脹が高度であることが多いですが、さほど下腿全体のの主張を認めないケースもあるので、下腿や膝周辺の診察も忘れないようにする必要があります。
Syndesmosis Injury (high ankle sprain)は競技復帰までに内反捻挫よりも長期的な痛みと時間が要することが知られています。
一般的な症状と復帰までの期間
Syndesmosisの症状として、
ここから先は
Physio365〜365日理学療法学べるマガジン〜
365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…
PITTOCK ROOM
サッカーコーチ・指導者のために作ったフィジカル特化型マガジン!! 育成・大学・プロの場で活躍する現役フィジカルコーチの3人が毎週更新して…
育成年代のフィジカルサポートの環境改善に使わせて頂きます!🙇 皆さんの力で日本サッカーを発展させて行きましょう🔥