フォアフットへの疑問〜スポーツ選手は自然とできてるスキル?〜
こんにちは!
イクサポです!
最近はサッカーのコパアメリカがすごいですね!!
日本は予選敗退してしまいましたが、開催国のブラジル、強豪のコロンビア、メッシ率いるアルゼンチン、決勝ラウンドが楽しみです!
特に印象に残ったのはウィリアンのミドルレンジからのシュートですね!!
埋め込み動画
身体をバネのように使った素晴らしいシュートでした!
さて本題に移ります!!
6月は足部特集ということで足部に対する記事を書いてきました!
最後の記事は何をしようかなと思っていた所にこんなツイートを見かけました。
フォアフット走法。
マラソンの大迫傑選手が実践している走法で非常に話題になりました。
名前は聞いたことありましたが、詳しいことはあまり知りませんでした。
そして咄嗟に思ったのが、
『これってほとんどのスポーツでやってるよね?』
しかし実際色々調べて見ると、この感覚は間違ってました。
今回はフォアフット走法の利点や欠点に触れた上で、他のスポーツにおけるフォアフットについて書いていきます!!
それではいきましょう!!
フォアフット走法とは?
フォアフット走法とは、
走っている中で、足の前足部で接地する走法です!
長距離の選手の走法の1つとして言われています。
前足部の接地:フォアフット
中足部の接地:ミッドフット
踵部の接地:ヒールストライク(リアフット)
と分類でき、人間が歩行する場合はご存知の通り、ヒールストライクで接地しています。
フォアヒットに関してここでまず、勘違いして欲しくないのは、
『接地が前足部』なだけで『全て前足部』ではない
ということです。
よくあるのが接地以降も前足部のみで押し出していると思っている場合です。実際僕もこのように思っていました。
この前足部のみで接地から離地まで行う走り方は短距離走やサッカー、バスケなど他のスポーツでも多用されています。
そのため、冒頭のような疑問が浮かんできました。
しかし、実際は前足部を使うのは接地の時と、離地の前で、その間は全面接地をする場面もあります。
実際の変化を示したのは下の図です。
ヒールストライクとフォアフットの地面反力を比較しています。
地面接地の時、ヒールストライクでの接地は、地面反力の山ができますが、フォアフットの接地では山ができていません。
つまり、地面接地の時の衝撃がフォアフットでの接地の方が少ないことが分かります。
なぜこのような現象が生じるのでしょうか?
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