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【ここは要チェック!】オスグッドになりやすい選手に共通する4つの特徴〜後編〜
こんにちは!
イクサポです!!
さあ、新年あけて通常の生活に戻った方が多いと思います!
僕もせっせと働いています!笑
1月の初めには、WFA (World Football Academy)のセミナーに行ってきました!
サッカーのプレーを分解して、ストレングストレーニングを考えたり、リハビリテーションを考えたりと、非常にシンプルかつよく考えられている内容でした!!
常に出発点が、〜トレーニングや、〜療法などのアプローチではなく、
『サッカー』という競技から始まっているという考え方が現場で働くフィジカルコーチとしては非常に腑に落ちました。
またどこかでアウトプットしようと思います!!
楽しみにしててください^ ^
さて、前回の記事ではオスグッドになりやすい特徴のうち2つをご紹介しました!
今回は残りの2つをご紹介しようと思います!!!
それではいきましょう( ^∀^)
ちょこっと前回の復習
はじめに、少し復習していきます!!
僕がスポーツ現場で実際に選手を見ていて感じた特徴は以下の4点です!
① ハムストリングスの柔軟性低下
② 股関節屈曲時の前面のつまり感・痛み
③ 足関節背屈可動域低下
④ 胸椎伸展・回旋可動域低下
そのうちはじめの2つを前回解説しました!
前回の内容のまとめとしては、
・ハムストリングスの柔軟性が低下すると、骨盤後傾気味になり、大腿四頭筋の伸長ストレスが大きくなる(膝のお皿の下が筋肉で強く引っ張られる)
・評価としては、A-SLRが1点だとリスクが高い
・腸腰筋・大腿直筋や外旋筋群の柔軟性や滑走生低下も同様に大腿四頭筋の伸長ストレスの増加に繋がる(膝のお皿の下が筋肉で強く引っ張られる)
・評価としては、股関節屈曲・内転(内側に倒す)時のつまり感と痛みがあるとリスクが高い
こんな感じでした!
つまり、股関節周囲の筋肉の柔軟性と滑走性はしっかり保ちましょうということです!!
それでは、今回は残り2つである
・足関節背屈可動域低下
・胸椎伸展・回旋可動域低下
です!!
まずは足関節背屈可動域からみていきましょう!!
足首とオスグッドの繋がりを考える
足関節背屈の可動域とオスグッドとの繋がりを考えていきましょう!!
足関節の背屈可動域が制限されると、歩行やスプリント時の下腿の前傾が制限されます。
そうすると、よくみる常につま先での接地になります。そのためヒールコンタクトがほとんどなくなってきます。
こうなると、
① 下腿三頭筋(ふくらはぎ)の短縮
② スプリント時の膝屈曲の増加(2関節筋のため)
③ 大腿四頭筋(モモ前)が伸長位となる
④ ストップ動作時などで脛骨粗面(膝のお皿下)へのストレス増加
となり、痛みが出てくる場面が多いです。
特に捻挫後に足関節の背屈可動域制限が残ったまま、痛みがなくなったという理由でサッカーに復帰してしまった選手が、オスグッドになったという症例もいます。
前回もそうですが、オスグッドは膝の怪我にも関わらず、膝関節周囲の問題ではなく、股関節や足関節など隣接する関節の問題が大きく関わってくることがわかります!
そのため、膝のみに着目するのではなく、常に全身の影響を考えるようにすることが重要です。
足関節背屈の評価
それでは、足関節の評価に移ります!!
育成年代のフィジカルサポートの環境改善に使わせて頂きます!🙇 皆さんの力で日本サッカーを発展させて行きましょう🔥