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【たった5分!】全体像から考える腰椎分離症のリハビリテーション
こんにちは!
イクサポです!
今回は分離症の病態からリハビリまでを説明していきます。
エクササイズの詳しいやり方などではなく、
なぜ分離症になるのか?
どのように診断するのか?
どんな人が分離症になりやすいのか?
など分離症の全体像をまとめました!
それではいきましょう^^
病態
腰椎分離症とは腰椎の椎間関節突起間部(pars)の骨性連続性が破綻した状態とされています。
発症年齢は10代の学生に多くスポーツ活動に力を入れている選手に多いです。
また女性よりも男性に多く、男性は人口の5~7%、女性は2~4%であり、分離症の病態は以下の4点からparsへ生じる疲労骨折とされています。
① 胎児・新生児には分離症が見られない
② 生下時より歩行したことのないnon-ambulatorには分離症が見られない
③ 体幹運動の多いスポーツ選手や体幹不随意運動の繰り返されるアテトーゼ型脳性麻痺患者に高い発生率を認める
④ 長管骨の疲労骨折と類似のX線経過をたどり、保存法により骨癒合が得られる症例と癒合せず偽関節になる症例がある
また、胎児の組織検査の報告を行った本山らは134例調査し1例も分離症が発見されなかったと報告した。このことから先天性の発症は否定されているとされています。
以上の理由から後天的に起こる疲労骨折だとされています。
発生メカニズム
先ほどもお話しした通りスポーツ活動に力を入れている選手に多く見られ、スポーツでは野球、サッカー、バレーボールなどに多く見られます。
そしてこれらの競技の共通点として
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