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【そのサイズ子供に合ってますか?】スキルの習得に役立つスケーリング戦略の全て
こんにちは!!
イクサポです!!
本日は、先日ツイートしたこちらの内容について、スケーリングという観点から話をしていきたいと思います!!
大きいメディシンボールは結構色んなところで見かけるけど、同じ重量で小さいメディシンボールはあまり見ない。
— イクサポ / 育成のフィジカル専門家 (@ikusapo_pt) September 22, 2021
小学生年代であれば、このくらいの大きさの方が投げやすいし、関節への負荷も少ない。
サッカーボールも同じ。小学生低学年に4号級は負担が大きい。
身体と道具のマッチングは大切。 pic.twitter.com/sECUtq5s1c
技術がなかなか身に付かない
と悩んでいる親御さんや指導者の方も多いと思います。
練習すればするだけ技術が身に付くと思いがちですが、実はそんなこともありません。
反対に少し工夫をすれば、飛躍的に競技スキルが伸びる可能性も大いにあります。
今回は、競技スキルの向上に繋がるスケーリングについて詳しく書いていきます!!
それではいきましょう!
スケーリングとは?
スケーリングとは簡単に言うと、
子どものサイズに適した用具やプレーエリアを設定することを指します。
例えば、サッカーで言えば、小学6年生までは8人制でコートサイズも68m×50mと大人用のコートの約半分と小さく設定されています。
またボールサイズに関しても、小学6年生までは4号球を使い、中学1年生から5号球を使用するようにされています。
他の競技団体を見ても、スケーリングを採用しているところは多く、多くの国際競技団体では、10歳未満の子どもには対して適切な範囲のプレーエリアを提供するように呼びかけています。
また各競技団体が推奨するコートサイズと年齢の関係を示したのが以下の図です。
サッカーやテニスが段階的にコートサイズを広げていくのに比べて、オーストラリアンフットボールやバスケットボールはある年齢で急激にコートサイズを広げています。
ただ共通して、10歳前後でプレーエリアを広くしている傾向にあります。
それでは、なぜこのようにスケーリングしていく必要があるのでしょうか?
スケーリングの効果
スキル習得のスケーリングの効果として4つの要因があげられています。
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