チャーリーマンガー、アリババに3,700万ドルの投資
ウォーレンバフェットの相棒、バークシャー・ハサウェイの副会長としても知られているチャーリー・マンガーが中国大手企業アリババに約3,700万ドルの投資を行いました。自身が会長を勤めるデイリージャーナル社の運用ポートフォリオで、2020年末にアリババへ約20%というポジションを取っています。
アリババのPERは20倍台後半と一般的なバリュー株と比較すると割高ですが、年間売上高が30%も成長する企業でもあります。競合のアマゾンが評価されている株価を成長率、EPSなどの指標で算出したアリババの適正株価は $480〜540 とも言われています。しかしながら、カントリーリスク、中国政府の制裁、アントのIPO失敗などで市場からは評価されていません。そういった状況の下、滅多に株式売買を行わない投資家として知られているチャーリー・マンガーの食指が動いたようです(チャーリー・マンガーは優良企業数社を厳選し、ホールドする投資家として知られています)
チャーリー・マンガーは2019年のDaily Journalの株主総会でこう語っています。「私は、最強の企業は米国にあるのではなく中国企業は米企業より強いと考えている。そして、彼らはより速く成長している。あなたがたは笑うが私は単純な真実を語っているにすぎない。」
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