27.日本の鉄道6(鹿児島市電)
やってまいりました!
日本の鉄道第6弾!
我が街の市電について語りたいと思います。
鹿児島市外で育った人間にとって、
市電というのは都会の象徴ともいうべき存在でした。
JRで西鹿児島駅(現、鹿児島中央駅)に着くと、
市電に乗ってダイエーに行くか、山形屋(鹿児島の唯一のデパート)に行くか。
小中学生のときはその2択でした。
大学生になって2路線しかないことに気付き、
やっと自分の足で乗って、降りることができるようになりました。
それまでは、
自分で行き先を見て市電に乗れる友人を尊敬したものです。
1系統
鹿児島駅前〜市役所前〜天文館通〜高見馬場〜郡元〜谷山
2系統
鹿児島駅前〜市役所前〜天文館通〜高見馬場〜加治屋町〜鹿児島中央駅前〜郡元
タイトルの写真は、鹿児島駅前電停です。
同時に3本の電車が停車できます。
路線の北の端です。
鹿児島以外にお住まいの方は地名を聞いても全くわらからないと思いますが、
谷山電停はラ・サール学園の最寄り駅です。
他に全国レベルの知名度があるのは…
南九州一の繁華街、天文館でしょうか。
かき氷の白くまを食べるなら、ここで下車してください。
自分以外の鹿児島市民はわかりませんが、
自分は一度も食べに行ったことはありません(笑)
さて、鹿児島市電の1番の欠点、
それは…
全国の交通系ICカードが使えないという点です。
鹿児島市民はラピカという市交通局が発行しているICカードを使う人が多いです。
市電、市バス、その他のバス会社のバスも乗ることができます。
もちろん、県内の他のバス会社発行のICカードは、
市電市バスで使うことができます。
鹿児島市民であればそれで構わないのですが、
他県から来られた方はきっと困惑するのではないでしょうか。
Suica使えないの!?SUGOCAは?
という感じで。
交通系ICカードの互換には管理費が高くつくらしく、
鹿児島市交通局だけではどうにもならないというのが現状のようです。
そして、1日乗車券(600円)があるのですが、
これが未だに紙のやつです…。
コインで利用年月日を削るやつです。
もう2020年ですよ?令和ですよ?
昭和かよ!?
と、利用するたびに思わずつっこみたくなります。
これを降車するときに運転手さんに見せます。
写真は先日使ったやつです。
市電、市バス、シティービューという観光バスに乗れます。
普段、市電、市バス、その他のバスには乗らないので、
自分はラピカを持っていません。
一地方都市の鹿児島市としては、
これが限界なのでしょうか。
でも、九州の他の都市、例えば、大分市や宮崎市は独自のICカードを取りやめ、
nimocaに切り替えたはずです。
観光客を呼び込もうとするのであれば、
旅行客が迷わないような仕組みを整えなきゃいけないと思いますが、
他県の方、いかがでしょうか。
鹿児島市には頑張ってほしいものです。
何だかんだ言って、鹿児島ラブです。
次回は…何にしましょうか。
そろそろネタが切れてきた…。
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