多古ー成田の移動ではよく通る
多古から成田の移動でよく通ってるこの道。国道296号を通らずにここを通って成田市内へ行く。道そのものはほとんど一直線で走りやすいが法定速度は厳守。
さて、なぜここを通るのか?ヒントはこの写真に写ったバス停にある。
五辻(いつじ)バス停なのである。実はここ、1943年頃まで成田鉄道多古線という鉄道が走っており、ここは途中の駅だった。
廃止されたのは早い話戦時中で国によって廃止命令が下ったためなんだけど、地元と協議を重ねた結果現在のような道路ができあがった。廃止時から省営自動車が走ってたが、専用道の完成でここを通るようになったという。そう当初ここはバス専用道だった。
その後,いつからなのか不明だがこの道は一般に開放されて現在に至っている。一度バスで通った事はあったが、何もない道を走ってく姿は妙にワクワクするものがあった。
この手前にあった鉄橋跡やこの先にある築堤なんかもいかにも廃線跡といった雰囲気を出していて面白い。多古ー成田を行く事はなかなかないと思うけど、あればぜひ通ってみてほしい。
参考地図(赤で引いたのが該当箇所)