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銚子と千葉を結んだ高速バス
この6月で運行休止からもう4年が経つ。千葉交通がかつて銚子から千葉へ向かっていた高速バスがあった。
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ルートは銚子市内の陣屋町からスタートし、国道126号に入ったらそのまま銚子・旭・匝瑳・横芝光までほぼ総武本線沿いに停車し、松尾横芝インターから圏央道・千葉東金有料道路を経由して千葉東インターで降り、千葉中央駅やちばみなと駅・海浜幕張駅を経由して免許センターまで向かっていた。
このバスが開設されたのは1999年で、当初は千葉市街には停車せず銚子から松尾横芝ICまで客扱いした後、そのまま免許センターに向かっていた。1往復の設定だったが総武本線沿いから京葉線沿いに近い免許センターへ電車で行くには不便だったので乗客からはそこそこ好評だった。この勢いに乗って2002年11月に一気に8往復に増やすと共に、途中千葉市街へも寄るようになった。なお、8往復になった際ちばシティバスとの共同運行になった。この時回数券も設定された。
しかし、この体制も長く続かなかった。好評と思われたバスだったが、
1,国道126号が渋滞を起こしやすく、定時運行が保てない
2,千葉駅までの運賃が本線の各駅停車より少し高い
3,そもそも、地元民は千葉市へ行かない
といったような事情により利用者が増えず、2003年8月に休日は4往復に減便されてしまった。その後も年を追うごとに減便されていき、再び千葉交通単独運行となったものの、休日を中心に減便が止まらず、2013年9月にはついに千葉から銚子への下り便が休止となってしまった。その後も平日早朝の上り1本のみ細々と運行してたものの、2019年6月をもって上りも運行休止となってしまい、銚子から千葉へ行くバスそのものが無くなってしまった。
なお,この路線免許は現在でも生きており,2022年9月から運行を開始した東京ー銚子線横芝光・旭ルートの経路として使われている。
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こちらも参照願います。アップは2019年2月でこの時点ではまだ休止されておりませんでした。