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VS 2023/11/14

ライブレポ
MC中心に備忘録てきなもの

鷹が赤い炎に包まれてワンオクの歴代のライブ映像が流れる→青い炎に包まれマイファスの歴代のライブ映像が流れる→幕が降りてワンオク登場。

ONE OK ROCK セットリスト
1.The Beginning
2.Never Let This Go
3.Nothing Helps
4.Make It Out Alive
5.C.h.a.o.s.m.y.t.h.
6.Wherever you are
7.Right By Your Side
8.未完成交響曲
9.Renegades
10.Deeper Deeper
11.We are
12.完全感覚Dreamer
13.キミシダイ列車

2曲目にいきなりNever Let This Go。やるのいつぶりなんだろうか。個人的には初回収でした。ずっと聞きたかった曲なのでめちゃくちゃテンション上がりました。Make It Out Aliveも初。ブレイクダウンもあって最近の曲では1番好きな感じ。
Make It Out Alive終わりで短いMC。


「今日はあいつに、マイファスに伝えたいことを考えてセットリスト持ってきました。」

こういうMCの後に聞くと曲の意味が今までと変わって受け取れる感じがして新鮮でした。
Whereverでは指示するジェスチャーがあったか、自然発生かはわからないけどみんなスマホライトつけてた。

Right By Your Side前にはTaka本人の口から

あいつに向けて作った曲が1曲だけある。まだ披露したことない曲だけど、ここでやらなきゃたぶん一生やることないから、やります。撮りたい人は自由に撮ってもらっていいです。

会場のほとんどがこれをやると確信してたと思う。Ambitionsツアーの物販で数量限定で売られた「Skyfall」に収録された当時からHiroに向けての曲では??と言われてたけど本人が明言したのはたぶん初めて。
当時、マイファスの直近の武道館ライブで兄に対してかなり攻撃的なMCや演出も交え、宣戦布告したこともあってピリピリしてる状況だったなーとか当時を思い出しながら聞いてました。

「悔しさまじり言葉を吐いた 繋ぐ言葉は若すぎて 越えるべきはそういつだって 自分自身以外にない 
君が抱えたその絶望も燃え尽きるまで叫べばいい 帰る場所ならいつだって Right By Your Side」

Right By Your Side

唯一の日本語詞部分に兄としての毅然とした態度と優しさを感じる。
曲終わりに「撮りながらでもちゃんと盛り上がれるやつは撮ってもいいけど、そうじゃない奴はさっさとスマホしまえ!」とTakaが煽りイントロが鳴る。久々の未完成交響曲、会場大盛り上がりでほとんどの人がスマホしまってた。みんなこの日を映像じゃなくて目や記憶に焼き付けたいんだなーって感じてなんか嬉しかった。
そこからは一気に駆け抜けて、We areの前で長めのMC。

今日は複雑な気持ちでステージに立ってる部分がある。自分にとっては2つの立場があって、1つはONE OK ROCKとしての立場で、もう1つは兄としての立場。

ONE OK ROCKとしてはあいつらに俺たちは手強いぞってところ、まだまだ格が違うってところを見せつけてやるつもりです。
あいつらにとってはこの会場は国立公園くらいでかいものかもしれないけど、俺たちにとっては近所の公園みたいなもの。冗談ですよ。まだまだ俺らは倒せないってところを見せてやります。

でも一方兄としては、境遇とかいろいろあって、俺も辛い思いしたこともあったけど、あいつはもっと辛かったこともあるかもしれない中でここまでやってこれたことを嬉しく思う気持ちはある。今日は段飛ばしであいつらはこのステージに立ってると思ってる。今日で東京ドームに立ったという甘い考えを持つことは俺は認めないし、もう一度自分たちの力であいつらはここに戻ってくる必要がある。
ワガママなクソガキで、これからもいろいろあるだろうし、挫折することもあるかもしれない。マイファスファンの皆さん、ワンオクファンのみんなもあいつらがまたここに辿りついた時には力を貸してやってください。
今日のライブであいつらの倒すべき敵は俺たちじゃなくて、超えるべき敵は自分自身だということをわかってほしい。
兄として言えるのはこれくらいです。
あと2曲やって帰ります。

We areでは

「Never tell yourself You should be someone else
Stand up tall and say"I'm not afraid,not afraid"」

We are

の部分を強く感情を込めて歌う姿が印象的だった。
完全感覚で終わりかと思いきや「俺らいつも2時間くらいやってるから、物足りないんであと一曲やって帰ります」からのキミシダイ列車。Takaがステージ降りてドームのアリーナの外周を走る。ステージに戻ってからはいつもの煽り部分で「いいかお前ら、寛樹もだ、人生ってのは残りこれっぽっちしかないからな後悔しないように生きろ」センターステージでフィニッシュ。

メッセージも伝えながら、ファンも満足させるいいライブでした。さすが。

転換短く10分もないくらいでマイファスがスタート。

MY FIRST STORY セットリスト
1.最終回STORY
2.ALONE
3.メリーゴーランド
4.君のいない夜を越えて
5.アンダーグラウンド
6.東京ミッドナイト
7.PARADOX
8.虚言NEUROSE
9.ACCIDENT
10.I'm a mess
11.MONSTER
12.モノクロエフェクター
13.REVIVER
14.不可逆リプレイス
15.Home

「道の先にはあいつがいて」という歌詞が印象的な『最終回STORY』で始まり、『ALONE』で一気に会場のテンションを上げて、今日のことを歌っているような歌詞の『メリーゴーランド』、Right By Your Sideへのアンサーソング『君のいない夜を越えて』と兄に関連する曲を序盤から立て続けにプレイした後にMC。

2011年からバンドをやってきて12年経ちました。この12年間いろいろあった。兄のことを羨んで、妬んでたこともあった。でも心ののどこかで憧れもあって、今日という日を迎えることは俺にとって夢でした。7年前の約束はまだ果たせてない状況で、武道館公演でバカな弟の願いを聞いてくれて、今日という日を迎えさせてくれた兄貴、そしてONE OK ROCKどうもありがとうございます。
自分自身で今日という日を望みながらも遠ざけたりもしたこともあったけど迎えました。兄弟で別々のバンドで東京ドームで一緒にやるのは誰でもできることじゃないし、ぼくらにしかできないことかなと思います。どうしたら勝ちなのかも正直わかんないけど、兄弟とか抜きにして、1人のバンドマンとして負けるつもりはさらさらありません。今日もMY FIRST STORYは勝ちに行きます。

MCはほぼここだけ。立て続けに次々と曲を披露していく。もの凄い気合を感じるいいパフォーマンスでした。
虚言NEUROSEの前奏で、


「俺は今日という日を迎えるために生まれたようなもんなんだよ!今日もマイファスは勝ちに行く!お前らの力を貸してくれ」

という短い煽り。ここら辺から会場のボルテージが徐々に上がって、ジャンプしてる人もかなり増えてきた。I'm a messでは撮影許可。ノンストップであっという間にラストのHome。あの広いドームの会場で早い曲連発して会場盛り上げてたのは圧巻だった。
不可逆リプレイスでいつもは語りが入るところもこの日は普通に歌い切った。勘違いかもしれないけど「もう兄貴とのストーリーには頼らない、バンドとしてパフォーマンスで勝負する」という覚悟のようなものを感じた。
Homeは歌詞の「僕は僕のままで」の部分と先述のWe areの歌詞がリンクして、兄弟がまるで歌で会話してるようでジーンときた。
最後にHiroが今度は自分達だけの力で必ずここにまた戻ってくると宣言し、本編終了。

マイファス終了後はリハでバンドメンバーがにこやかに交流している様子や、TakaとHiroが話している様子、当日の会場の様子の映像が流れだ後に両バンドが登場。ギター、ベース、ドラムが2人ずつ出てきて、下からせり上がりでTaka、Hiroが登場。

EN.Nobody's Home

歌い出しの

「How are you doing? そんなふうに言えるのにも時間がかかったね」

をHiroがTakaを見て歌い出した瞬間もうグッときた。12年かかったこのストーリーが終わるんだなと思ったらもう心の中で大拍手。

「本当に迷惑ばかりかけてきたから いつか必ず 越えて必ず 僕の見せたい景色を見せるから」

「心から愛してるよありがとう」

Takaが父親に向けて歌ったフレーズをそのままHiroがTakaに向けて歌うところがもうね。そして最後のフレーズで抱擁。あー良かったって物語のハッピーエンドを見た気分でした。

曲が終わるとそれぞれのバンドが上手、下手の端まで来て挨拶、反対側に入れ替わって挨拶、センターステージに両バンド集まって挨拶。
ステージ戻って写真撮影。で最後に

Hiro
「本日は本当にありがとうございました。

Taka
「うちの家族は小さい頃からバラバラで、音楽を通してしか通じ合えない部分があって、今日は寛樹に頼まれて渋々OKして一緒にやったんだけど、楽しかったです。マイファスファンの皆さんの熱量伝わりました。こんな弟ですけど、マイファスファンの皆さん、ワンオクのファンの皆さん、なにとぞよろしくお願いします。」

と挨拶で終幕。


元々ワンオクが好きで、なんとなく気になってマイファスの1回目の武道館公演を見に行って目撃した宣戦布告からずっと両バンド注目してこういう日を待ってた。最後まで目撃できて良かったです。

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