見出し画像

【50歳の転職】アラフィフ転職・番外編⑦★アラフィフ転職者の特殊性は”専門性が高く””しがらみが無い”こと★

アラフィフ転職者の特殊性は”専門性が高く””しがらみが無い”こと

転職が当たり前の時代になりました。
私が20代だった一昔前(約30年前、しかも地方都市)は、最初に入った会社で勤め上げるのが世の中のスタンダードでしたので、転職でもしようとしたなら、理由など関係なく家族や親族から強く止められたものです。

しかし厚生労働省の調査によると、今や3年以内に転職する新卒者は全体の34.9%にものぼるそうです。世の中の価値観も変わってきました。

私の持論は、同じ業界の複数の会社で務めることが業界の専門性を上げる一番の近道だということです。会社によって重視されるポイントや仕事の優先順位が違いますし、得意分野も違います。

例えば同じスーパーマーケット業界では
①A社は売上と利益を作るのが得意で、それを達成するため売場マネジメントのノウハウを担当者には供与されます。
②B社はマーケティングが得意な会社で、商品の良さをお客様に伝えることで集客する方法を身をもって体験できます。
③C社はお客様対応が最重要視されており、お客様満足を上げる接客についての本質を教えてもらえます。

最終的に、A社B社C社を転職した人は
売上と利益を作る具体的な方法を熟知しマーケティングを駆使して商品の良さをお客様に伝えることに長け、接客で顧客満足を上げることができる業界で通用する専門性の高い人材になっているということです。

ドラクエで言う「ダーマ神殿」で賢者になるのと同じ理屈です。

↓くわしくはコチラで解説しています

また、アラフィフ転職者は社内で親しい人が少なく孤独を感じることもあると思いますが、実はそこが強みだと最近は感じています。

例えば、会社を良い方向に変革を進めようとすると壁が立ちはだかります。例えば、お世話になったあの人の顔に泥を塗ることになってしまう、や、あの人とは関わりたくない、といったことです。人間関係の垢のようなものが溜まってくるものです。

しかし転職者は違います。誰とも面識が薄いので、どの方とも等距離で話をすることができます。その基準になるのは”正論かどうか”です。
”しがらみが無い”ということは会社を良くしていく時の強みになるのです。

【価値観のUPDATE①】
アラフィフ転職者は、知っている人が少ないことを弱みと取るのではなく”しがらみが無い”強みと考える。

アラフィフ転職者は自分の運命を信じ行動をするべし

予言的な言い方にはなりますが、アラフィフ転職者は50代の10年間で、これまでの社会人人生の総決算をすることとなります。

◆若い時に出来なかったことを最後にやってみたい
◆昔、辞めていった従業員さんのことを今でも悔やんでいる。会社規定をこのように設定する必要があると思う
◆業界初のこの取り組みをやるべきである

このような想いを実現する10年間になると思います。
出世を志す時間はありません。出世をするには人事権を持った方に気に入られる必要もありますし、定年までの時間も限られています。
ズバリ、アラフィフ転職者の方は出世を諦めてください!(爽やかに)

その代わり、社会人人生でやり残したことや、後世にバトンを渡すために必要な会社作りを志すことが大切だと思います。

自分の運命を信じ、若い頃の様に出世のために声を上げることを我慢せず、しがらみのないことを武器にして良き改善をしていきましょう。これまでも、今まで皆も気づいていたのに改善できなかった悪習が、転職をしてきたあの人があっさり変えてしまったということがありました。

自分を信じ、信念をもって、会社を良くする行動を取っていきましょう。

【価値観のUPDATE②】
アラフィフ転職者にしか出来ない社内改革がある。自分の運命を信じて行動を起こそう。


↓   私の全ての活動記録はコチラから ↓



いいなと思ったら応援しよう!