サービス名が「最適ワークス」になったワケ
こんにちは。スカイディスクSaaS事業部長の畑村です。
早いもので最適ワークスはこの4月で正式公開から1周年を迎えることができました!
おかげさまで導入社数は4月24日現在で90社を超え、お客様や関係各位には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!今後も引き続きよろしくお願いいたします。
1周年を記念して、今回はサービス名の誕生秘話や、その背後にある想いについてお話ししたいと思います。
サービス立ち上げの時の開発状況についてはWEB開発チームマネージャーの徳丸のこれからプロダクト開発開始するぞ!のときに詳しく書かれていますので合わせて読んでいただけると嬉しいです。
「最適ワークス」に込められた想い
最初に結論からお話すると「最適ワークス」はフロントエンドエンジニアの市川(通称:いっちー)の提案した「最適ワーク」という名称案を複数形にすることで誕生しました。
最適ワークスは、「生産スケジューラ」と呼ばれるプロダクトに分類されます。主な機能は、製造現場の設備や人のスケジュールを自動的に立案することですが、スカイディスクのAI技術やWEBサービス開発力を活用することで、最適な形で計画を立案できるSaaSサービスとしてアピールしています。
サービスイメージも伝わりやすく語感が良かったのが採用のポイントですが、「ワークス」と複数形にしたのは単に工場のスケジュールの立案にとどまらず、サプライチェーン全体への展開や、様々な仕事に最適なサービスを提供するというイメージを持ちたいという想いからです。
後に策定し直すことになったスカイディスクのMISSION「ものづくりを、もっとクリエイティブに」にもつながるとてもよいアイデアだったと今でも思ってます。
サービス名の選定プロセス
スカイディスクではサービス名称を決める際、プロジェクトメンバーの提案の中から採用することにしています。
さまざまなアイデアの中から最も優れたサービス名を選ぶ過程で、チームが一体となり、プロジェクトへの熱意がさらに高まる効果が期待でき、この手法でサービス名を決定されている企業は多いのではないでしょうか。
なお、スカイディスクの場合は提案時に名前だけではなくサービスのキャッチコピーも合わせて提案するというルールがありました。
必ずしもサービス名とキャッチコピーがマッチしている必要はないのですが、将来PRを展開する際にキャッチコピーとともにサービス名がすっと頭に入ってくるかどうかを判断するのにはよいプロセスだったと思います。
一旦は「LAINE」に決まりかけていた
ここで、当初のサービス名案とキャッチコピー案の一部を紹介します。
サービス名選定時の「あるある」ですが、当初提案されたアイデアがどれもこれも今ひとつのものばかりでしっくりこない。
とはいえ、刻一刻とサービスのリリース期限が迫ってくる中で名前を決めないといけないというプレッシャーが日に日に増していき、なかなか議論がうまく進んでいきません。
焦りが出始め、いまとなっては悪ノリとも思える「線引屋」が最有力候補に躍り出た瞬間などもあり、サービス名選定は混沌を極めました
(当時を振り返り、線引屋が採択されなくてホントよかったと思います)
そんななか、残すところの猶予が1ヶ月となった時点で暫定候補として決まったのが「LAINE」(ライン)でした。
生産ラインや工程の繋がりをイメージできるLINEにスカイディスクの強みであるAIをかけ合わせた造語で、当時の中ではベストかなーという選択肢。
ドメインも.worksが空いているということでlaine.worksというドメインを取得して開発環境を構築する等サービスローンチに進んでいきました
「最適ワークス」に至る経緯
暫定でサービス名に決定していた「LAINE」ですが、どうもいろいろと調べていると、かの有名なチャットサービスのビジネス版とlaine.worksがモロかぶりしそうだということが判明。サービス名の変更を余儀なくされることになります。
そんな中、フロントエンドエンジニアのいっちーから「最適ワーク」が提案されました。
いっちーのアイデアはSlackで提案された時から皆しっくりきていたようで満場一致での採択となりましたが、提案のポイントは以下で、良いサービス名称というのはシンプルで、すっと心に入ってくるものだなと改めて感じた次第です。
トップレベルドメインの.worksが空いている
検索しても類似サービスがない=商標取れる可能性が高く目立てる
「最適」の響きがよい。TVCM等でも耳にのこりそうな語感。「最適○○シリーズ」で将来様々なサービスを展開できそう
スカイディスクの強みであるAI技術ともマッチ
一周年を迎え
最後になりますが、最適ワークスは2023年4月現在で90社を超えるお客様に導入決定いただき、さらにたくさんのお引き合いをいただいています。
サービス名にも込めた単なる生産スケジューラにとどまらないという想いはすでに実現しはじめており、社内研修スケジュールの自動立案にも最適ワークスが使われはじめています。
スカイディスクでは、これからも様々なお客様のニーズにお応えし、より質の高い生産スケジュールを提供できるよう、最適ワークスをより磨き込んでいきます。
また、生産スケジュールの自動立案のみならず、生産計画に関わる様々なお客様の課題に応えていきたいと考えており、新キャッチコピーとして
「生産計画DXなら最適ワークス」
をあらたに定めました。
これからも最適ワークスをよろしくお願いいたします。
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