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noteを書いてると、ときどき人生の軌道が変わる

note創作大賞2024に入選しました

ありがたいことに、このたび『コンサルと外資で学んだ、「アクション動詞」でタスクを書くと生産性が高まるという話』がnote創作大賞2024に入選しました。

記事を読んでくれた方、スキを押してくれた方、シェアしてくれた方、感想を書いてくれた方、応援してくれた方、本当にありがとうございました。

note創作大賞は、あらゆるジャンルの作品を表彰する最大級のコンテストです。要はスター誕生(古い)みたいなもので、12の部門に応募された作品から、21のメディアが「ウチはこれが気に入った!」という推し作品が選ばれます。

いい感じの「とは」説明文が見つけられなかったので、勝手に書きました
記念撮影のときにサッと後ろに名前出してくれる心遣いが素敵


それにしても驚きました。

読書感想文でも作文でも小中高と一度たりとも選ばれたことのないこの私が。いや、それどころか、そもそも賞に応募するという行為すらしたことなかったこの私が、まさかこんな素晴らしい賞をいただけるなんて。

応募といっても、#創作大賞 のハッシュタグをつけるだけなのが神システム

ここ最近で一番うれしい出来事かもしれません。入選のお知らせを見たときは思わず声が出てしまいました。めったにそんな声をあげないので、何か悪いことが起きたんじゃないかと家族に心配されたほどです(笑)


授賞式に行ってきました

そんなわけで、2024年10月25日(金) 四ツ谷のnote placeで開催された、授賞式に行ってきました!

スクリーンをバナーっぽく使うのめちゃくちゃ良いですね
ちゃんと載ってる!
ひっくり返っても見えるように両面になってるとか細かいところまで行き届いてる


noteクリエイター、メディア関係者、note関係者あわせ120名もの方々が参加していて、ものすごい賑わい。受賞者同士の会話では「思ったよりスゴい式でビックリですよね」とみんなが口をそろえるほど、本当に素晴らしい式で、貴重な体験をさせてもらいました。

ちゃんとレッドカーペットが敷いてある!

ちなみに、大賞にあたる賞がメディア賞で今年は13作品が選ばれてます。特別賞的なのがnote賞でなんと1作品のみ。そして次が入選で25作品。私の記事はこの25作品のなかに入れてもらえました。ありがたい。そして、読者賞が3作品です。全部で42作品。52,750作品から42なので、選ばれたのはわずか0.08%(!)
ちなみに、メディア賞は該当作品なしが9つも。選考の厳しさと各メディアさんの趣向がハッキリあることがわかります。

賞について
メディア賞:
記念品・賞金10万円を贈呈し、書籍化や映像化、メディア掲載に向けて各メディアとの話し合いを進めていきます。
note賞:記念品・賞金10万円を贈呈し、noteクリエイター支援プログラムを通じて、メディアに紹介するなどのサポートを行います。
入選:記念品・賞金1万円を贈呈します。
読者賞:記念品・賞金1万円を贈呈します。
ベストレビュアー賞:Amazonギフトカード3,000円分を贈呈します。


実はこの日この時間、私は東京にいないはずでした。フライトもホテルもずいぶん前に手配済み。でも、入選の知らせを聞き、52,750作品のなかから選ばれたとあれば、行かないわけにはいきません。きっとこんな機会、生涯で一度きりです。フライトのキャンセル料が高いことなどまったく気になりません(ちょっとは気になった)。

今回の創作大賞を取り仕切った、note社ディレクター平野さんからのご挨拶


あらためまして 萩原 雅裕 と申します

ふだんは、Prodotto(プロドット)という法人の代表として、スタートアップやベンチャー企業さん向けの経営アドバイザーをやっており、新規事業立ち上げのサポートをしたり、事業成長のための伴走サポートをしたりしています。

また個人として、キャリアに悩むミドル世代が「中年の危機」を乗り越え、納得感のあるライフキャリアを歩むことを支援するオリジナルコンテンツ「40歳からのキャリアデザイン講座」をnoteで提供しています。あわせて、メンバーシップ機能を使って「40歳からのキャリアデザイン実践コミュニティ」を運営しています。よかったら、ぜひ見てみてください。

これまでの経歴は、おもにITとコンサルティングで、日系と外資大企業とスタートアップ日本と海外、といろいろな働き方をしてきました。新卒でNTTデータに入社、その後海外でMBAを取り、外資コンサル、日本マイクロソフト、Microsoft本社勤務を経験。創業メンバーとしてLINE WORKSの成長に携わり、売上0顧客0から顧客数20万社超、年間売上78億円、市場シェア4年連続No.1までを経験しました(数字はいずれも当時)。

今回賞をいただいた記事は、これまでのビジネス経験で得た知識をもとに、過去にYouTubeで紹介したノウハウを整理し直して、なるべくシンプルにわかりやすく伝えようと書いたものでした。

萩原雅裕のプロフィール


ビジネス部門受賞の皆さんと

noteを書いてると、ときどき人生の軌道が変わる

記録を辿るとnoteを書き始めたのが2018年秋なので、かれこれ6年ほどnoteを書いていることになります。noteを書いていたおかげで、たくさんの良いことがありました。まったく知らない人から反応をもらえたり、書いた記事がきっかけでつながりができたり、逆にこちらからつながりをお願いするときもnoteを書いていたことで存在を認識してもらえたり。

なかでもこれまで2回、「これは人生の軌道がちょっと変わったな」と思う記事がありました。

ひとつめは、『大企業でしか働いたことのない40歳オッさんがスタートアップへ行った話』

ふたつめは、『40代オッさん「中年の危機」の正体と乗り越え方を見つけた』。

読んで影響を受けた記事もたくさんありますが、やはりnoteは「書く」ことで得られるものがたくさんあります。私のような文章の素人でも、今回のように賞をいただけるのも、noteならでは。

そして、今回賞をいただいた『コンサルと外資で学んだ、「アクション動詞」でタスクを書くと生産性が高まるという話』。これも間違いなく、私の人生の軌道をちょっと変えることでしょう。

こういう反響が大きい記事のあとは、ついつい肩に力が入って次の記事が書きづらいんですが、なるべく気負わず、書いていきたいと思ってます。そうじゃないと続けられないですしね。

今回のような「役に立つ話」も書きますし、だれの役にも立たなそうな「ゆるい話」も書いていこうと思います。


個人が「自分の商品」をつくる時代

わたし、noteさんのミッション、大好きなんですよね。

だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。


25年のサラリーマン人生に区切りをつけ、独立するときのきっかけのひとつもnoteだった、と言うとさすがに大袈裟かもしれない。けど、影響を受けたことは間違いなくて、その痕跡が当時の記事に残ってます。

ちょっと長いですが、引用します。

普通の人が「自分の商品」をつくる時代
私立文系量産型の私が「プロダクト」に関わる仕事をしたように、高度な専門性が求められる大量生産のための「つくる」でもなく、職人やアーティストの「つくる」でもない、普通の人による「つくって、世に出す」という経験が、いろいろな形でできるようになっている。

なんなら、個人でも「つくって、世に出す」機会が増えている。それこそ、このnoteのように。

noteさんのミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」だし、「何かをつくっていればその人はクリエイター」だと言っている。

普通の個人が「つくって売る」
作家・イラストレーター・デザイナーなど狭義のクリエイターやアーティストならいざ知らず、普通のサラリーマンだったジェネラリストを思い浮かべると、組み合わせとしては、まったくピンと来ない。

でも、薄っすらと、ここに何かがあるのが見える。

個人がコンテンツをつくって発信することは、とてもやりやすくなっている。さらには、スキルシェア市場が広がったり、D2Cを支援するプラットフォーム(製造委託の仕組みやEC用SaaSなど)が広がり、個人や小規模なチームがなにかをつくって売ることのハードルも下がっている。

これを敷衍(ふえん)して考えていくと、、、

個人が「自分の商品」をつくることが普通になる時代。
ビジョンや価値観を共有できる人が、そこに惹きつけられる世界。
そこでの関係性は一方的な売り買いだけでなく、「一緒につくる」こともある。

そうして、「なにかをつくる」体験、その楽しさを実感する人が増え、また新しい良いモノが生まれていく。
そんなイメージが、私にはぼんやりと見えてきた。

40代ジェネラリストが模索するポスト会社員の働き方


授賞式に出てあらためて思いましたが、プロの作家さんや漫画家さん、イラストレーターさんとかの並びに、ただのビジネスパーソンである私がいるの、ホントおかしいんですよ。ふつうに考えたら、私はクリエイターではないし、私が書いたものは作品ではない。でも、noteさんは私たちをクリエイターと呼んでくれるし、私たちの文章を作品と呼んでくれる。そういう世界観をつくろうとしているところがとても好きです。

何が言いたいかというと、note書いてみるといいよ、です。

noteは書く人にやさしい場所だから。これまで読む専だった人も、まあ一度書いてみてください。ひょっとすると、あなたの人生の軌道もちょっと変わるかもしれませんよ


謝辞

今回の受賞は、このおふたり無くしてあり得ませんでした。

まずは私のパーソナル編集者®︎ をお願いしているみずのけいすけさん

元note社ディレクターのみずのさんにパーソナル編集者として伴走していただき始めたのは2023年3月。かれこれ1年半ほどお付き合いいただいてます。

みずのさんとのセッションは、たぶん皆さんの想像とは大きく違っていて、たいてい私の「書けてません」という泣き言から始まります(笑)

みずのさんは決して「なんで書けてないんですか!」とは言わず、いつもの柔らかーい雰囲気でセッションを進めてくれます。コーチングのような、カウンセリングのような対話を通じて、気づくとよし書くぞという気持ちが湧き出てきたり、こんな風に書いてみようというアイディアが見えてきたりと、いつも助けられています。

もちろん今回の受賞作品でもお世話になりました。構成はもちろん、タイトルの付け方やサムネは、みずのさんのアドバイスがなければこうはなっていませんでした。そして、こうなってなければ、きっと今回の入選にもつながらなかったでしょう。

みずのさん、あらためてありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

#書けるnote勉強会 にて


おふたりめは、note社のかねともさんこと、金子智美さん

かねともさんとは、直接お会いしたり、お話ししたりする機会はあまりないのですが、ずいぶん昔からTwitter相互フォローな関係です。

今回の創作対象へ応募したきっかけはズバリ、かねともさんでした。かねともさんにお声掛けいただき参加したnoteクリエイター交流会。イベントが終わった帰りがけのちょっとした雑談で、かねともさんが「note創作大賞、今年もやりますから、よかったらぜひ〜」みたいなことを言ったのです。

「それ何でしたっけ?」

恥ずかしながら、6年もユーザーやってながら、創作大賞のことをよく知らなかった私。どうやらnote社さんがわりと力を入れてるイベントらしいこと、そして「自分にも関係がある話らしい」ということを把握。

この会話がなければ、私の脳に「note創作大賞」が引っかかることはなく、スルーしていたと思います。あのとき、あの会話があったから「note創作大賞」の文字を見たときに、「あ、これは自分にも関係がある話だ」と認識し、応募につながったのです。

間違いなくあの会話がなければ、私は今回応募しておらず、この入選もありませんでした。

かねともさん、あらためてありがとうございました。

今日会えて良かった
デザートは食べ損ねた
メダルをいただきました

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萩原 雅裕|Prodotto代表
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