noteを書いてると、ときどき人生の軌道が変わる
note創作大賞2024に入選しました
ありがたいことに、このたび『コンサルと外資で学んだ、「アクション動詞」でタスクを書くと生産性が高まるという話』がnote創作大賞2024に入選しました。
記事を読んでくれた方、スキを押してくれた方、シェアしてくれた方、感想を書いてくれた方、応援してくれた方、本当にありがとうございました。
それにしても驚きました。
読書感想文でも作文でも小中高と一度たりとも選ばれたことのないこの私が。いや、それどころか、そもそも賞に応募するという行為すらしたことなかったこの私が、まさかこんな素晴らしい賞をいただけるなんて。
ここ最近で一番うれしい出来事かもしれません。入選のお知らせを見たときは思わず声が出てしまいました。めったにそんな声をあげないので、何か悪いことが起きたんじゃないかと家族に心配されたほどです(笑)
授賞式に行ってきました
そんなわけで、2024年10月25日(金) 四ツ谷のnote placeで開催された、授賞式に行ってきました!
noteクリエイター、メディア関係者、note関係者あわせ120名もの方々が参加していて、ものすごい賑わい。受賞者同士の会話では「思ったよりスゴい式でビックリですよね」とみんなが口をそろえるほど、本当に素晴らしい式で、貴重な体験をさせてもらいました。
ちなみに、大賞にあたる賞がメディア賞で今年は13作品が選ばれてます。特別賞的なのがnote賞でなんと1作品のみ。そして次が入選で25作品。私の記事はこの25作品のなかに入れてもらえました。ありがたい。そして、読者賞が3作品です。全部で42作品。52,750作品から42なので、選ばれたのはわずか0.08%(!)
ちなみに、メディア賞は該当作品なしが9つも。選考の厳しさと各メディアさんの趣向がハッキリあることがわかります。
実はこの日この時間、私は東京にいないはずでした。フライトもホテルもずいぶん前に手配済み。でも、入選の知らせを聞き、52,750作品のなかから選ばれたとあれば、行かないわけにはいきません。きっとこんな機会、生涯で一度きりです。フライトのキャンセル料が高いことなどまったく気になりません(ちょっとは気になった)。
あらためまして 萩原 雅裕 と申します
ふだんは、Prodotto(プロドット)という法人の代表として、スタートアップやベンチャー企業さん向けの経営アドバイザーをやっており、新規事業立ち上げのサポートをしたり、事業成長のための伴走サポートをしたりしています。
また個人として、キャリアに悩むミドル世代が「中年の危機」を乗り越え、納得感のあるライフキャリアを歩むことを支援するオリジナルコンテンツ「40歳からのキャリアデザイン講座」をnoteで提供しています。あわせて、メンバーシップ機能を使って「40歳からのキャリアデザイン実践コミュニティ」を運営しています。よかったら、ぜひ見てみてください。
これまでの経歴は、おもにITとコンサルティングで、日系と外資、大企業とスタートアップ、日本と海外、といろいろな働き方をしてきました。新卒でNTTデータに入社、その後海外でMBAを取り、外資コンサル、日本マイクロソフト、Microsoft本社勤務を経験。創業メンバーとしてLINE WORKSの成長に携わり、売上0顧客0から顧客数20万社超、年間売上78億円、市場シェア4年連続No.1までを経験しました(数字はいずれも当時)。
今回賞をいただいた記事は、これまでのビジネス経験で得た知識をもとに、過去にYouTubeで紹介したノウハウを整理し直して、なるべくシンプルにわかりやすく伝えようと書いたものでした。
noteを書いてると、ときどき人生の軌道が変わる
記録を辿るとnoteを書き始めたのが2018年秋なので、かれこれ6年ほどnoteを書いていることになります。noteを書いていたおかげで、たくさんの良いことがありました。まったく知らない人から反応をもらえたり、書いた記事がきっかけでつながりができたり、逆にこちらからつながりをお願いするときもnoteを書いていたことで存在を認識してもらえたり。
なかでもこれまで2回、「これは人生の軌道がちょっと変わったな」と思う記事がありました。
ひとつめは、『大企業でしか働いたことのない40歳オッさんがスタートアップへ行った話』。
ふたつめは、『40代オッさん「中年の危機」の正体と乗り越え方を見つけた』。
読んで影響を受けた記事もたくさんありますが、やはりnoteは「書く」ことで得られるものがたくさんあります。私のような文章の素人でも、今回のように賞をいただけるのも、noteならでは。
そして、今回賞をいただいた『コンサルと外資で学んだ、「アクション動詞」でタスクを書くと生産性が高まるという話』。これも間違いなく、私の人生の軌道をちょっと変えることでしょう。
こういう反響が大きい記事のあとは、ついつい肩に力が入って次の記事が書きづらいんですが、なるべく気負わず、書いていきたいと思ってます。そうじゃないと続けられないですしね。
今回のような「役に立つ話」も書きますし、だれの役にも立たなそうな「ゆるい話」も書いていこうと思います。
個人が「自分の商品」をつくる時代
わたし、noteさんのミッション、大好きなんですよね。
25年のサラリーマン人生に区切りをつけ、独立するときのきっかけのひとつもnoteだった、と言うとさすがに大袈裟かもしれない。けど、影響を受けたことは間違いなくて、その痕跡が当時の記事に残ってます。
ちょっと長いですが、引用します。
授賞式に出てあらためて思いましたが、プロの作家さんや漫画家さん、イラストレーターさんとかの並びに、ただのビジネスパーソンである私がいるの、ホントおかしいんですよ。ふつうに考えたら、私はクリエイターではないし、私が書いたものは作品ではない。でも、noteさんは私たちをクリエイターと呼んでくれるし、私たちの文章を作品と呼んでくれる。そういう世界観をつくろうとしているところがとても好きです。
何が言いたいかというと、note書いてみるといいよ、です。
noteは書く人にやさしい場所だから。これまで読む専だった人も、まあ一度書いてみてください。ひょっとすると、あなたの人生の軌道もちょっと変わるかもしれませんよ。
謝辞
今回の受賞は、このおふたり無くしてあり得ませんでした。
まずは私のパーソナル編集者®︎ をお願いしているみずのけいすけさん。
元note社ディレクターのみずのさんにパーソナル編集者として伴走していただき始めたのは2023年3月。かれこれ1年半ほどお付き合いいただいてます。
みずのさんとのセッションは、たぶん皆さんの想像とは大きく違っていて、たいてい私の「書けてません」という泣き言から始まります(笑)
みずのさんは決して「なんで書けてないんですか!」とは言わず、いつもの柔らかーい雰囲気でセッションを進めてくれます。コーチングのような、カウンセリングのような対話を通じて、気づくとよし書くぞという気持ちが湧き出てきたり、こんな風に書いてみようというアイディアが見えてきたりと、いつも助けられています。
もちろん今回の受賞作品でもお世話になりました。構成はもちろん、タイトルの付け方やサムネは、みずのさんのアドバイスがなければこうはなっていませんでした。そして、こうなってなければ、きっと今回の入選にもつながらなかったでしょう。
みずのさん、あらためてありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
かねともさんとは、直接お会いしたり、お話ししたりする機会はあまりないのですが、ずいぶん昔からTwitter相互フォローな関係です。
今回の創作対象へ応募したきっかけはズバリ、かねともさんでした。かねともさんにお声掛けいただき参加したnoteクリエイター交流会。イベントが終わった帰りがけのちょっとした雑談で、かねともさんが「note創作大賞、今年もやりますから、よかったらぜひ〜」みたいなことを言ったのです。
「それ何でしたっけ?」
恥ずかしながら、6年もユーザーやってながら、創作大賞のことをよく知らなかった私。どうやらnote社さんがわりと力を入れてるイベントらしいこと、そして「自分にも関係がある話らしい」ということを把握。
この会話がなければ、私の脳に「note創作大賞」が引っかかることはなく、スルーしていたと思います。あのとき、あの会話があったから「note創作大賞」の文字を見たときに、「あ、これは自分にも関係がある話だ」と認識し、応募につながったのです。
間違いなくあの会話がなければ、私は今回応募しておらず、この入選もありませんでした。
かねともさん、あらためてありがとうございました。