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40歳からのキャリアデザインに欠かせない視点「ライフビジョン」【40歳からのキャリアデザイン講座1】

このnoteは「40歳からのキャリアデザイン講座」の1科目め、テーマは「ライフビジョン」です。



0. 改訂版公開にあたって

初出記事への反響とその後のアップデートを反映

2021年に公開した初出記事では、ライフビジョンを「どう描くのか」というHOWの部分については、深く言及していませんでした。

というのも、過去の別記事で、私自身がどうやって「ライフビジョンを描いたのか(アップデートしたのか)」についてご紹介していましたし、むしろ「ライフビジョンの重要性」を伝えることの方が大事だと思っていたからです。

ところが、公開してみたところ、「共感した」「そのとおり」という声をいただく一方で、「理解はできたが、うまくできない」「もっと具体的に知りたい」「ワークショップをやってほしい」という声もいただきました。

また、ライフビジョンの大切さをあちこちでお話しする機会も増え、その内容を整理したり、再考したりするうちに、あちこちの記事に似た内容が散在するようになってしまいました。

そこで、この改訂版では、これまでの過去記事と重複する部分もありますが、その後の経験を反映して内容をアップデートし、HOWの部分についても盛り込む形に改訂しました。


昔の私のようになってほしくない

・先行き不透明な時代だからこそ、自分の力で生きていけるようになりたい人
・40歳を過ぎても、成長を諦めたくない人
・若いときのように「スキルアップ」中心ではキャリアプランを描けないと感じている人

40歳からのキャリアデザイン講座は、こんな人に向けて、いまの仕事での成功だけじゃなく、良い人生、幸せな人生を送るために必要なコトをお伝えしたいと思って、つくりはじめました。

なぜなら、皆さん、いまの仕事に直結するノウハウや、組織人としての成功術についてはものすごく勉強しているのに、生涯を通じたキャリア形成のために必要なコトについては、あまりにも時間を割いていないから。

私自身がまさにそうでした。

直近の仕事への情熱と同じ熱量で、生活すべてを含んだキャリアについて考えていたかというと、まったくそうではありませんでした。


40歳からのキャリアの悩みの根源は

この「40歳からのキャリアデザイン講座」(旧 ライフMBA講座)を公開して以来、講演やイベントなどでお話しをしたり、個別に相談を受けたりする機会が数多くありましたが、特にこの「ライフビジョン」の大切さを強調してきました。

というのも、悩んでいる方の話を聞いてみると、結局のところ「どういうライフキャリアを送りたいのか?」が定まっていないんだな、と感じることが多かったからです。

さらに言えば、「若いとき(ずいぶん前)に思い描いていたライフビジョンをアップデートしないまま」でいることが悩みの根源であるとも感じました。

私自身がこの状態だったので、とてもよくわかります。さまざまなキャリアイベントやライフイベントに直面したとき、この「ライフビジョン」が描けていないと、悩みの沼にハマってしまうのです。

特に、40歳前後ともなれば、制約や守るべきものがたくさんあります。そういった中で、良い人生を送るために適切な意思決定をしようと思っても、そもそも判断基準が若いときのままでは、良い判断はできません。


生涯を通じたキャリア形成のためにビジョンをつくる

だから、「40歳前後になったいまの自分に合ったライフビジョン」を描きなおしておかないと、いざというときに役に立ちません。

会社員であればだれしも「今期の目標設定をして、それに向かって毎月・毎週の進捗を確認する」「達成のために必要な行動計画を立て、結果をチェックし、軌道修正する」といったことをやってきたと思います。

それなのに、自分のキャリアについては目標も設定していないし、日々の行動チェックもしてないなんて、おかしいと思いませんか?

これでは、ご自身のキャリアよりも、会社や仕事の方が大事だと思っているのと同じです。


その場しのぎの人生を送るなら、ビジョンなんてものは必要ありません。ですが、長期的な発展を目指す企業のように、生涯を通じて自分のキャリアを発展させていきたいなら、キャリア形成にもビジョンが必要です。

むしろ、会社や事業の寿命よりも長い人生にこそビジョンが必要なのです。



1. 「ライフビジョン」をマスターするメリット

ライフビジョンがあれば納得感のあるキャリアをつくれる

  • 自分に合った働き方を選択できるようになる。

  • 迷いなく働けるようになる。

  • ワクワク感や情熱を取り戻せる。

  • 新しいことにドンドン挑戦できる。

キャリアイベント(異動、昇格、年代的な節目、転職など)やライフイベント(結婚、出産、子どもの成長、介護、離婚など)に直面したとき、人は選択を迫られます。

こんなとき、今のままでいいのかとモヤモヤしたまま、でもどうしたらいいか分からず、ずっとモヤモヤし続けている人がいます。

「自分は恵まれてる方だ。ぜいたく言っちゃいけないよな」と思ってしまう人がいます。

「ライフビジョン」をマスターすれば、迷いなく働けるようになります。
納得感のあるキャリアや生き方を選択できるようになります。


ライフビジョンとは

ところで、ここまで何度も「ライフビジョン」という言葉を使ってきましたが、あらためて私がどういう意味で使っているかをお伝えします。

キャリアについて考えるときは一般的に「キャリアビジョン」という言葉を使うと思います。ところが「キャリアビジョン」と言うと、どうしても仕事のことだけを考えてしまいがちです。

40歳を過ぎると(本当はその前からも)仕事だけ考えていればいいわけではありませんよね。40代ともなれば、さまざまな役割を担っていることでしょう。夫/妻、父親/母親、管理職、XX年目、長男/長女、兄/姉、…… こういった役割を無視してキャリアを考えるワケにはいきません。

一方で、そういった「求められる役割」ばかり考えていると、本当の自分の本心や感情、ありたい姿や理想に対する感度が落ちていきます

仕事だけでもなく、かといって求められる役割を果たすことだけでもなく、自分が生涯を通じてつくっていきたい姿ライフビジョンと呼んでいます。

また、仕事という概念も大きく変化しています。転職はもちろん、副業や兼業が普及したことで、働き方の選択肢が増えました。趣味やボランティアで取り組んでいたことが副業になったり本業につながったりする機会も増えています。好きなことをやっているだけなので、どこまでが仕事で、どこからが趣味なのかわからない、という良い意味での公私混同な働き方をする人も増えています。

こんな時代を生きるには、いまの仕事の延長線上でキャリアを考えるのは限界があります。あなたの好みや価値観を抜きにして、職種やスキルといった表面的なことでキャリアは考えられないのです。

あなたの本心や感情、好みや価値観を反映し、仕事を広い意味でとらえ、さらに仕事の密接に関係する分野も含めて、生涯を通じてどんな形にしていきたいのか。

そういう広い意味を含んでいるので、キャリアビジョンではなく、ライフビジョンという言葉を使っています。


ライフビジョンの大事さはあの名著でも触れられている

有名な(でも完読しづらい)『7つの習慣』の原題は、The 7 Habits of Highly Effective People です。人生を Highly Effective =とても効果的 にするにはどうしたらいいかを説いたこの本で最初に紹介されている、第1の習慣は「主体的である」こと、「パーソナル・ビジョンの原則」です。

主体的であるためには、パーソナル・ビジョンが必要なのです。

主体的であるとは、外からの刺激に対する自分の反応を「選択」することを意味するだけでなく、自分の人生の責任を引き受けることも意味する、とされています。

主体的 proactive の反対は、反応的 reactive です。ビジョンがなければ受け身で反応するしかありません。ビジョンがあれば(自分の人生の責任を引き受ければ)環境や状況に対して主体的に選択できるようになります。

「ライフビジョン」をマスターすれば、ワクワクを取り戻せます。
新しいことにドンドン挑戦できるようになります。

なぜなら、(あとで詳しく説明しますが)人間の脳の仕組みは、ビジョンを描くことによってやる気(モチベーション)が生まれるようになっているからです。

脳は、ビジョンと現状のギャップを認識することによって、やる気を生み出します。ビジョンがなければギャップもないので、やる気が生まれないのです。


ライフビジョンがないと、ずっとモヤモヤ

では逆に、「ライフビジョン」をマスターしないと、どうなってしまうのでしょうか?

ずっと「他人の人生を生きる」ことになってしまいます。


あなたのキャリアがどうあるべきかは、誰も考えてくれません。
あなたがキャリアで何を大事にすべきかは、誰も与えてはくれません。
あなたのライフビジョンは、あなたの内面からしか生まれません。

ところが、他人モード『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』はじめに「他人モードにハイジャックされた脳」より)で生きている現代の私たちは、気づけば「自分のこと」を考えていない。だから、いつまでたってもモヤモヤが晴れません。良いキャリアをつくっていくための良い判断、良い行動ができません。

「中年の危機」にハマっていた頃の私が、まさにそうでした。自分が何を目指したいか、どうありたいかをきちんと考えていなかった。考えたとしてもそれを日々の生活で意識していたかというと、そうではありませんでした。これでは、あなたにとって良いキャリアをつくれるはずがありません。


判断基準としてのライフビジョン

死ぬ瞬間の5つの後悔』で1位に挙げられている内容をご紹介しましょう。

I wish I'd had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.
もっと自分に正直な人生を送る勇気をもてば良かった
だれかの期待に応えるような人生を送るのではなく
(著者翻訳)

『死ぬ瞬間の5つの後悔』

死ぬ瞬間でなくとも、だれかが喜びそうな、評価しそうなことではなく、自分が望む人生を歩んでいる、と自信をもって言いたいものです。

ビジョンがなければ「誰かにとって良さそうな選択」をしてしまうのです。そうではなく、あなたが生きたい人生、ありたい姿に照らして、どう行動するのがより良いか。

なにかを選択する場面では、あなた以外に、あなたの人生にとって最適な判断をできる人はいません。そのときに「これが最適」と自信をもって判断するためには、なにを拠りどころにしたらいいでしょうか。

それがライフビジョンです。

日々の生活やキャリア選択の場面で、ビジョンに沿った判断をしていれば、目指す姿に向かっている実感が持てるようになります。

ライフビジョンの具体的なつくり方は4章で、つくったビジョンを効果的に使う方法を5章で、それぞれ詳しく解説していきます。


2. なぜ多くの人が「ライフビジョン」を描けないのか?よくある5つの誤解

ビジョンを描くのも練習が必要

  • ビジョン

  • 人生の目的

  • パーソナルミッション

さまざまな呼び方がありますが、要は短期的な目標やゴールではなく、中長期での目標やゴールを描くにあたって、多くの人がぶつかる壁があります。

まずそもそも、人生のビジョンを描く機会はそう多くないので、いきなりうまくできるわけはありません。また、他人のライフビジョンを目にする機会もそうありません。だから、良いビジョンはこういう感じなんだな、と学ぶこともできないので、やっぱりうまく描けません。

つまり、「練習不足」がゆえにぶつかる壁なのですが、なぜか人は「自分のキャリアなんだからビジョンくらい描けるはずだ」と思ってしまうのですよね。

私の場合、幸いにして、会社のビジョンやチームのミッションを考える機会が何度かあったので、そこでの経験が良い練習になっていたように思います。もし自分のチームのビジョンやミッションを考えたことがある方は、そのときの経験をぜひ活かしましょう。そんな経験ないよ、という方も大丈夫。4章でステップ・バイ・ステップの詳しい方法を解説します。


ビジョンという言葉が誤解を生みやすい

仕事でのビジョンづくりと、ライフビジョンづくりは、異なります。

そもそも仕事でのビジョンづくりについて書かれた書籍や記事はあまり多くないので、なかなか参考にできるものがありません。

ましてや、生涯を通じたキャリアビジョンづくりについて書かれたものはさらに少なく、またそれらも「ホントに実際やってみた?」と著者に聞きたくなる内容もあります。

私自身の実際の経験に照らすと、落とし穴があるのにそれに言及されていないことが多いのです。特に、「ビジョン」という言葉の印象が誤解を生みやすいので、ここに気をつけないと全然シックリ来ません

具体的に、よくある誤解を見ていきましょう。


よくある誤解①:ビジョンは具体的な方がいい

仕事での目標設定は具体的にとか、SMARTな目標*を立てようと言われてきたせいか、つい人生のビジョンも「具体的に」しないといけないと思いがちですが、これは誤解です(*SMARTのSはSpecific=具体的な、という意味)

ビジョンは、具体的な仕事(職業・肩書き)ではありません。また、モノやスキルを手に入れた姿でもありません。

イケてるマーケターになりたいとか、データサイエンティストになりたいとか、悠々自適なおしゃれマダムになりたいとか、億万長者になりたいとか。

人生のビジョンを考えるときに、こういう「なりたい職業・肩書き」を思い浮かべる人が多いのですが、こういった具体的な職業や肩書きはビジョンにはなり得ません

また、ビジョンというのは、フェラーリが欲しい(ポルシェやテスラでも可)、シャネルのバッグが欲しい(ヴィトンやエルメスでも可)、大きな家が欲しい、といった欲しいモノでもありませんし、Webマーケのスキルを向上するとか、Pythonでアプリを作れるようになるとか、マネジメントスキルを得るとか、そういった獲得したいスキルでもありません

逆に、こういう「具体的な姿」を考えないといけないと思い込んでいるために、ビジョンがなかなか描けない人もいます。

自分にはやりたいことがない、目指す姿ややりたいことがわからない、という人は、若者だけでなく、ある程度世の中のことを知ってしまったミドル世代にも多くいます。

ライフビジョンをつくるには、「何をやりたいか」を知っている必要はありません。「どうありたいか」を考える方が大事なのです。

あとで詳しく説明しますが、ライフビジョンは「状態」を示す表現にします

例えば、「90歳まで健康でいたい」とか、「お金の心配がない状態でありたい」とか、「60歳になっても若い人と一緒に働いていたい」とか。

「常に挑戦しつづけていたい」のか、「挑戦する人を応援したい」のか、人によって目指す姿は違うでしょう。

これもまたあとで説明しますが、こういったところに自分の「価値観」が表れるのです。

ここでは一旦、「ライフビジョンは、具体的なやりたいこと(仕事や手に入れたいモノ・スキル)ではない」と覚えておいてください。


よくある誤解②:いい感じの1フレーズ、1センテンスにする

おそらく、伝統的な会社の社是や社訓、また多くの会社のミッションやビジョンが、コピーライターによっていい感じの1フレーズや1センテンスになっているのを見てきたからだと思うのですが、これもよくある誤解です。

「敬天愛人」(京セラの社是)とか、「可動性(モビリティ)を社会の可能性に変える。」(トヨタのビジョン)とか、「産業人たるの本分に徹し社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与せんことを期す」(パナソニックの綱領)という感じにする必要はありません。

個人のライフビジョンは、いい感じの1フレーズにする必要はありませんし、もっと言うと1つに絞らなくてもいいのです。

個人の人生は、営利組織の活動よりもはるかに複雑で多面的ですし、割り切れないこともたくさんあります。それを無理やり1つの文やフレーズでまとめようとしても無理があります。

仕事を頑張ることと、健康であること。
良き親であることと、個人の人生を楽しむこと。
社会の役に立つことと、お金の心配をしないこと。

幸せな人生を送りたいと思うことは、これらを二者択一で選びたいのではなく、全部実現したいという欲求です。だとしたら、それぞれについて「どうありたいのか」を表現した方が、自分にとって「効果的 Effective な」ビジョンになります。

ビジョンは掲げておくものではなく、使うと役に立つものです。役に立たせるには、無理やりまとめるのではなく、自分にとって分かりやすいように、それぞれの要素に分けて書いた方が良いのです。


よくある誤解③:人に見せても恥ずかしくない内容にする

人に見せても恥ずかしくないビジョンをつくらねば。

こう思ってしまうのもまた、会社やチームのビジョンを想像することで起きがちな間違いです。たしかに、会社やチームのビジョンは、だれかに見せることを前提につくります(だれにも見せないものをつくっても意味がない)。

ですが、ライフビジョンは「誰かに見せるため」につくるわけではありません。

むしろ、誰かに見せられる(見せても恥ずかしくない)ような内容では、良いライフビジョンではないかもしれません。

これもまたあとで詳しく説明しますが、誰かに見せる前提で考えると、どうしても「世間の価値観」が入ってきます。ライフビジョンをつくる目的は、世間の価値観ではなく、自分の価値観でキャリアをつくっていくためです。ですから、どこかで見たことがあるような内容や表現ではダメなんです。なんなら、人には見せられないような感情や、ちょっとイヤラシイ欲が表れている方が効果的です。

世間で良いと思われていることが、あなたにとっても良いとは限りません。あなたのビジョンは、世間的に見栄えがするものである必要はありません。

自分の欲や感情を表していて良いのです。
きれいである必要はないのです。
他人に見せる必要もありません。

見せたところで、キャリアの責任を引き受けるのはあなたしかいないのですから。


よくある誤解④:ビジョンは節目で(たまに)見返すものと考える

皆さん、自分の会社のビジョンを覚えていますか?

残念ながら、多くの人が覚えていないですよね。

これが当たり前になってしまっているがゆえに、そもそもビジョンというのは忘れるもの、たまに見返すものという認識になっている人が多いようです。ビジョンを見返すのは、よくて四半期に1回、たいていは1年に1回、ひどい場合は一度も見返したことがない人もいるでしょう。

そのビジョンは役に立っていますか?

おそらく役に立っていないですよね。

自分のライフビジョンをつくるときに、役に立っていないビジョンをお手本にしても意味がありません。せっかくつくるのですから、役に立つ(効果的な)ビジョンをつくりましょう

ビジョンという言葉からどうしても「日々使うもの」というイメージが湧きにくいと思いますが、私は自分のライフビジョンを毎日見ています

はい、誇張ではなく本当に「毎日」です。そして、毎日ビジョンを見る習慣が、私の日々の行動にとても役に立っているという実感があります。

と言っても、さすがに、毎日すべての内容をじっくり見ることはなく、一部をサラッと見る日もあれば、特定の内容についてジックリ考える日もあれば、全体を通して眺める日もあります。また、現状に合わせて内容を少し書き換えたり、順番を並び替えたりしています(私はAsanaというツールにビジョンを入れています)。

ライフビジョンをつくったなら、それを常日頃から目にして、日々の行動に反映させることが大事です。そうでなければ、多くのイケてない企業と同じで、壁に掲げた理念・社是はだれも意識していないし日々の行動にも反映されていないという状況になってしまいます。


よくある誤解⑤:ライフビジョンは一度つくったら、しばらく変えない

皆さん、ビジョンという言葉を相当固く考えすぎてしまうようで、なぜか「一度つくったもの・決めたものを、そう簡単に変えてはならぬ」と思い込む人が多いようです。

ライフビジョンは、自分のためだけに、自分でつくるものですから、自分が違和感を感じたり、ちょっと変えたいなと思ったら、変えていいんですよ。

特に、はじめてつくったときは、しばらく使ってみないと良し悪しも分かりません。一発で最高のモノができあがるなんてことは、まずあり得ません

ですから、しばらく使ってみたら、むしろ積極的にブラッシュアップするようにした方が良いくらいです。



3. よい「ライフビジョン」はどんなものなのか?

よいライフビジョンの特徴

ここまで「よくある誤解」を見てきたところで、あらためてよいライフビジョンはどういうものなのか、整理しておきましょう。

このあとの有料部分では、よいライフビジョンについての解説、ライフビジョンの具体的なつくり方、ライフビジョンをつくった後でやることを詳しく説明してます。さらに参考文献もご紹介してますので、ぜひご覧ください。

なお、有料部分を読むなら、マガジン購入がお得です。単体で買うよりも1,000円以上お安くなってますし、今後追加されるコンテンツも無料で読めます。

購入者の声を載せておきますので、参考にしてください。


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