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「へー知らなかった」が続出、課金して得た意外な栄養知識7選

宣言して自分を追い込むの、ホントは好きじゃないです。それなのに、なんでこんなこと書いてるんだろう…

さて、自慢じゃないですが、私はこれまで自分が健康になるために、かなり課金してきました。特に40歳を超えたあたりから。

課金する前の段階でもいろいろとインプットしてきたので、かなり時間とお金を掛けて、良質な情報を得てきた自負があります。それをギュッと凝縮させたのが「ライフMBAの3. 健康」の記事なわけですが、そんな私ですが、栄養学・生理学の発展スピードについていくのは大変で、まだまだ「知らなかった!」ということに巡りあうこともあります。

冒頭のとおり、現在は「3ヶ月で腹筋を割る」ことに課金しているのですが、そこで得た知識をいくつかご紹介したいと思います。

と言っても、筋トレ系の話ではありません。だって、


腹筋の9割はキッチンで作られる

から。

というわけで、食事・栄養系の「へー、知らなかった」をご紹介していきます!


1. 身体をつくるのは PFC だけ。でも健康であるためには、微量栄養素(ビタミンやミネラル)も必要

これは「はいはい、知ってるよ」という方も多いのではないでしょうか。人間がカロリーとして使える(身体づくりに使える)のは、Protein たんぱく質、Fat 脂質、Carbo 炭水化物 だけです。

一方で、微量栄養素(ビタミン、ミネラル)は体調を整える役割を果たします。摂りすぎたから太ることもなければ、不足して痩せることもありません。

逆に、こうも言えます。

プロテインで体調が良くなることはない

だってプロテイン(P)は身体をつくる役割で、体調を整える役割はないから。

ところで、食物繊維を摂るの大事。ほとんどの日本人は食物繊維が不足している。という話、聞いたことありませんか。私もなんとなく気になって難消化性デキストリン(イヌリン)サプリを買って、意識的に摂るようにしてます。

こういうやつ

そんな食物繊維。実は、炭水化物にしか入ってないって知ってました?しかも、

2. 人間は食物繊維をカロリーとして使うことはできない

んです。これってなかなか厄介ですよね。

食物繊維は必要→炭水化物にしか入ってない→それなりの量の炭水化物を摂取する必要がある→カロリーオーバーになりやすい

という構造になってますから。となると、炭水化物を摂るときは、その内訳に着目する必要が出てきます。

炭水化物(のカロリー)= 糖質 + 食物繊維 

なので、食物繊維が多めで糖質が少なめな炭水化物を摂れば、そこまで罪悪感を持たなくて良い、ということになりますね。それって何食べればいいの?というと、野菜・海藻・こんにゃくだそうです。

野菜と言えば、

3. 野菜を先に食べると太りにくい(食べ順ダイエット)という話はホント

なんかいかにも嘘っぽいというか、効果薄そう~と思ってましたが、それなりに効果あるそうです。仕組みとしては、食物繊維を先に摂ることで脂質の吸収を抑える効果があるので、太りにくくなるとのこと。また、

4. 飲み会前は、コンビニで蒟蒻ゼリーを食べると良い

ついつい油ものとか多くなりがちな飲み会。蒟蒻ゼリーならたいていどこのコンビニにもありそうなので、手軽ですよね。

こういうやつね


そうそう、飲み会と言えば、衝撃的な事実を知ってしまいました。

5. ビールを1缶飲むと、代謝が3.3時間止まる

代謝が止まるということは、つまりカロリーを消費しないということです。本来、基礎代謝によって24時間いつでもカロリーは消費されてるはずですが、それがアルコールを飲むと止まってしまう、と。なんとおそろしい!

その理由は肝臓にあります。肝臓は代謝をする役割を持ってますが、アルコールが体内に入るとアルコールの分解を優先します。よって、代謝が止まると。だから、毎日晩酌してる~♪ という方は、毎日基礎代謝を落としているのと同じなんです。どれくらい落ちてるかというと、「おじいちゃんおばあちゃんと同じくらいの基礎代謝になってると思ってください」だそうです・・・マジか。

飲むなら毎晩よりも週1回の方がマシだし、アルコールが対外に排出されれば肝臓はふたたびいつもの仕事(代謝)に戻れるので、早く対外に排出するのが大事です。水をいっぱい飲んだり、利尿作用のあるカフェインを摂ったりするのが効果的。チェイサーは酔っぱらうのを防ぐだけでなく、肝臓をいつもの仕事に戻してあげる意味でも大事だったんです。

飲みもの関連で衝撃的な話をもうひとつ。

6. 牛乳コップ1杯で唐揚げ3~4個分の脂質

「ふつうに飲むとめちゃくちゃ太りますよ」と言われますた。なんとなく知ってたけど、ここまでとは。。カフェラテとか要注意です。

ちなみに、揚げ物は「破壊的にカロリーが高い」ので、今回の腹筋プロジェクト中は禁止されております。


7. エネルギーになる糖質と、中性脂肪に直行する糖質がある

同じ糖質類でも、お菓子・ケーキ・アイス・ジュースなどの果糖を含む食べ物は、白米・パン・穀物・麺類などの主食系糖質とは種類が違います。これはなんとなく知ってる人も多いはず。

主食系の糖質はまずエネルギーとして消費され、それで余った分が脂肪になるんですが、果糖を含む糖質類はなんとエネルギーとして消費されず、ダイレクトに中性脂肪になる、特にお腹の脂肪(内臓脂肪)に直結するんだそうです。なんでよ。。。

さらにツラいなーと思ったのが、「果物も果糖類」という事実。これからの季節、どうしてもアイス・ジュース・果物が欲しくなりますが、摂りすぎにはくれぐれも注意です。毎日食べるのは危険とのこと。


結局、バランスの良い食事が最強

いろいろありますが、結局のところ、

野菜・海藻・こんにゃくで食物繊維と微量栄養素(ビタミン・ミネラル)を摂り、大豆・魚介・肉・卵でたんぱく質と脂質を摂り、米穀類・麺類・いも・豆などで糖質を摂る(順番もこの順で)。アルコールも嗜好食品(お菓子・ジュース・果物)も頻度控えめに、乳製品や多脂性食品(油・バター・マーガリン・マヨネーズ・ドレッシング)はあえて積極的に摂る必要なし!

という、いたって普通な結論。でも、この「普通」が一番むずかしいんですよね。


いろいろあって覚えきれない!!という方は、見出し画像にある「食品カテゴリーマップ」を冷蔵庫に貼っておくといいですよ。こちらは 日本栄養コンシェルジュ協会さんのサイトからダウンロードできます(メールアドレスの登録が必要になったみたいですが、私には何の得もありません)。


さてさて、そんなわけで食事・栄養について、これまで以上に気にするようになったわけですが、果たしてシックスパックになるんだろうか、、あと2ヶ月しかないので不安しかないですが。40代オッさんでもシックスパックになれるのか? 2ヶ月後にご報告、、すると思います、、、たぶん。

よかったら、こちらも読んでみてください。健康にとって大事な3要素、食事以外の2つについても触れてます。


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萩原 雅裕|Prodotto代表
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