【つらい通販がワクワクに変わった】
シリーズ、10,000円プロジェクト商店街のお店の売り上げを上げるには
今日もいってみたいと思います。
前回、FOXの通販サイトFOX在庫表からお買い上げがあった話しをしましたが、今回は通販について自分なりに考えてみたいと思います。
在庫表をやるにあたって、ワクワクしない、正直やりたくない。そんなふうに言いましたが、逆にお客さんから見たら、ワクワクするサイトになっているのかもしれないと、今更ながら気づきがありました。
今までたくさんのお客さんに在庫表見てるよとか、在庫表載ってたの見に来ましたとか、そういう声掛けをしてもらっているにも関わらず、お客さんの心理や行動を想像してきませんでした。
見てくれてる。買いに来てくれてる。という事実をなんでもっと掘り下げなかったのか?
でも、今は想像出来ます。
毎週届くLINEの配信の時についでに在庫表を見てるのではないか?
どんな商品が載っているのかな?と楽しみに在庫表を開いて見ているかもしれない。
食事のあとまったりとソファに横になりながら、サーサーっと指を動かして、お、コレ可愛いじゃん!と、リラックスしながら見てる人もいるかもしれない。
なんで、そんなことも想像出来なかったのか。
これには結構根深い通販への心のブロックがありました。
そもそも僕はほとんど通販をしないので、通販というものをわかってないと思います。そんな人間が通販頑張ると言うのは、おかしな話だと、そこが自分の弱点だと思う節は強くありました。
お客さんのお問い合わせから、やり取りをして荷物を送る通販のやり方には抵抗はないのですが、いわゆるポチっとする通販は運営する自信がありませんでした。
なので、カタログ的な役割として見てもらおうとなったのが、在庫表です。
在庫表の運営を始めてからも掲載する際の苦労や、昔働いていたショップでの配送作業のトラウマなど、話せばきりがないほど通販にまつわる愚痴がたくさん出てきます。
それでもとりあえず、やってきましたが、筋トレと例えるしかないほど自分との戦いだったんです。
完全に自分としか向き合ってなかったです。
見てくれるお客さんがいるのはわかっている。そこからお問い合わせもある。だから更新しなければならない。そんな義務的な思考回路でした。
よく見せたい、丁寧にやりたい。そういう気持ちはありましたが、いろいろと壁があり、とにかく更新するが、自分の正解というふうになりました。
10000円プロジェクトを始めてから、一層商品の値段がわかるようにしなければという思いが強くなり、入荷した商品はなるべく最初に在庫表を更新することを心掛けてやってきました。
そのぐらいから、今までお問い合わせがなかった方からのお問い合わせや、最近のポチして購入してくれた方などが出てきました。
ポチして買ってくれた方が現れたことにより、初めて買う側の目線から想像出来たんです。
あ!自分も通販してるわ。
コロナになってから仕入れの出張に行かなくなり、仕入れサイトから仕入れるようになりました。今でもそうです。めっちゃ通販してるわ。
仕入れサイトがあるおかげ365日24時間どこにいても仕入れが出来ます。そのおかげで仕事の時間を選べることが出来る恩恵を受けてます。店で出来なくても家でも出来るし、休みの日でも出来る。
お客さんが買い物に行く時間がないから、隙間時間に選んで迷ってポチするという行動がはじめて自分とリンクしました。
あーー、そういうことかぁ。
更新を楽しみにしている人は、次はどんな服が載っているのだろうとワクワクして在庫表を見てくれてるかもしれない。
自分の気になっているのがまだあるか毎日確認してる人がいるかもしれない。
羽織りものが欲しくて探しながら見てる人がいるかもしれない。
これが在庫表かぁ!
このシリーズの最初に僕は車椅子だったと言いましたが、こういうことです。
やっと立ち上がって見ることが出来た。そんな気分になります。
かと言って通販頑張るぞ!という意味ではないんですけど、そういう方たちのことを考えて行動出来るのではないかと思います。
イマゴオーダー会でも在庫表をフル活用しました。
そこでも学びがありました。
これからまた在庫表を見てるお客さんに意見を聞いて「買いやすい」をもっと考えていきたいと思います。
今日はこの辺で、ではでは。