Silence Tokyo
GWも真ん中でいつも忙しない東京のオフィス街は静かですね。人間味のない無機質なオフィス街ですが、それでも平日は忙しなく働く人がいるおかげで生命の存在を感じます。
東京の代表的なオフィス街の丸の内ですが、休日はビルの無機質さも相まって、人や生き物の介在しない静けさを感じることがあります。
人がいる静けさと、いない時の静けさのギャップを感じるフォトセットをお楽しみください。
with life
人や動物が無機質な中に介在する時。
息遣いを街の中に感じる。
only solid
街にうつろう命を取り除いたら、
それは石とコンクリートの呼吸を感じない世界だった。
最後に
写真は時間を切り取るものなので、人の息遣いや、生命の存在感すらもみずみずしく表すことができるんだけれど、普段のインダストリアルデザインの仕事では生っぽいものをできるだけ出さないように作り込んでいます。建築にもそんな要素があり、それによって構成される街もまたその思考が介在します。
人が介在し、日常の活動が感じられる穏やかさと、人や生命の存在を感じさせない二つの写真が存在することで、街の人工物らしさ、固さ、無機質さが伝わるんじゃないかとテーマとして設定し撮影しました。
最後までお楽しみいただけたと思います。