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目標設定2 〜圧倒的な行動力が手に入る「行動目標」〜

前回は目標設定の第一回として、望む結果について解説しました。
望む結果は、行動のためのエネルギーを与えてくれるので、とても大切なものです。
今回は、そうして得たエネルギーを具体的な行動に変えていきます。

行動が変わることで結果が変わり、その繰り返しで望む結果が手に入ります。
行動力が目標達成の早さを決めます。
望む結果を早く得たいなら、単純に行動量を倍にすれば良いのです。

ですが、行動を増やそうと思っても、なかなか増やせないというのが実際のところではないでしょうか?
行動を起こせていないと、脳は勝手に望む結果も本当に望んでいることじゃないんだ、と解釈します。
そうすると、ますます行動する気が起きなくなります。
ですから、望む結果をはっきりさせたら、なるはやで動く必要があります。

では、なかなか行動に起こせない原因は何でしょうか?
色々ありますが、一つの原因として、何をすべきかがハッキリしていないことが挙げられます。
次に何をすべきかが分かっていないと、人は動けません。

ここで行動目標が必要になってきます。
行動目標は、望む結果を実現するために実行する必要のあることを明確にしていきます。
これとこれとこれをやれば、望む結果は実現するよね、というものです。

そして、行動目標をもっと細かくして、日々の行動に落とし込むと、行動計画になります。

行動目標のポイントとしては、多くの場合、仮説であるということです。
望む結果の達成条件がはっきりしている場合は、それを実行していけば良いのですが、望む結果が大きければ大きいほど、達成条件がはっきりしていません。
つまり、それをやったら良さそうだけど、効果的かどうかは分からないということが多いです。

例えば、収入を上げたいと思った時、副業をやるという手があります。
ですが、副業をやったからといって確実に稼げるとは限りません。
でも、やってみなければ何も変わりません。

ですから、大切な心構えとしては、行動目標はデータを集めるため、仮説検証のために行うと考えておくと良いです。
データ集めなので、当然量が多い方が良いです。
なので、大量の行動目標を持って、全部実行するくらいのつもりでいると、望む結果の実現に近づきやすくなります。

また、次にすることが決まってると迷ったり、悩むことがなくなっていきます。
悩むのは、次にやることが決まっていないためです。

ポイントをまとめると、

・行動目標は仮説検証のためにある
・行動目標をより細かく、スケジュールに落とし込むと行動計画になる
・行動目標はデータ集めのためにあるので、数が大切である。

となります。

今回は行動目標について解説していきました。
最終回である次回は、理想の自分になれる「成長目標」について解説していきます。

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