本当にありがとう
8月4日AM6:45
僕の大切な、僕が1番尊敬していた祖父が
この世を去りました。
僕に名前をくれた人。
僕に沢山の事を教えてくれました。
「自分を甘やかしたらつまらん、人に優しくして、人を「幸せ」にするように生きろ」
「人に借りを作ったらいけない、人に貸しを作る人になれ」
他にも沢山あるけど、
沢山のことを残してくれました。
沢山「こんな人になりたい」と
僕に思わせてくれた人でした。
コロナが流行りだしておじいちゃん達にも
なかなか会えなくて
つい今年6月に約1年半ぶりに会った。
凄く、痩せていてびっくりした。
去年おじいちゃんが
白血病だという事がわかって
それからずっと治療して、入院して
ずっと戦ってた。
おじいちゃんが白血病だと分かった時
凄く辛かったな。
7月1日に抗がん剤治療の為に入院して
1週間程で退院する予定だったんだけど
段々容態が悪くなって
おじいちゃんが入院して
僕が会いに行った時にはもう
話すのも辛そうだった。
コロナでおじいちゃんのいる病室にも
2人しか入れなくて
最終的に待合室にも居れなかった。
僕は最期を看取ることが出来なかったけど、
愛していたおばあちゃんに看取られて
おじいちゃんは
幸せだったんじゃないかなと思う。
容態が悪くなって話せなくなる前日に
おばあちゃんに
「生まれ変わってもまた一緒になろうな」って
おじいちゃんはそう言った。
「出会えて良かった」と
そうおばあちゃんに言った。
最期の最期まで素敵すぎるだろ。
おじいちゃんは音楽とカメラが好きだった。
野球も温泉も好きだった。
昔はフォークギターを弾いていたんだって。
よく僕も一緒に温泉に連れて行って貰ってた。
コロナが落ち着いたらいつか
僕は「こんなバンドをしてる」って
おじいちゃんに言おうと思ってた。
言えなかったな。
ライブを観せることも出来なかったな。
もっと沢山話したかったな。
沢山の気持ちが溢れてくる。
僕は正直まだ気持ちの整理がついていない。
まだどこかで生きているんじゃないかと。
また会えるんじゃないかと。
頭ではわかってるけど、
心がまだ追いついていない。
おじいちゃんの声も覚えてる。
おじいちゃんの手の温もりも覚えてる。
ゆっくり自分に染み込ませて
ゆっくり理解していこうと思う。
おじいちゃん
本当にありがとう。
本当に素敵な人だった。
僕も頑張るよ。
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