三菱UFJのデジタル通貨「coin」
こんにちは。
このブログでは、ブロックチェーン関連を中心としたテック系の情報の紹介をしております。
だいぶ、記事の更新に間が空きました、、、
今回は、三菱UFJのデジタル通貨についての記事を紹介しようと思います。
三菱UFJのデジタル通貨「coin」を2020年度後半にも発行
こちらの記事です。
三菱UFJがデジタル通貨「coin」を発行し、手始めにリクルートのホットペッパーに加入する店舗でスマートフォン決済が利用できるようになるみたいです。
銀行によるデジタル通貨については、みずほ銀行による「J-coin」のサービスがありますね。(リンク)
この様に、銀行が独自のデジタル通貨を発行する狙いはどこにあるのでしょうか?
デジタル通貨のメリット
前回の記事(リンク)で電子マネーとデジタル通貨について比較をしてみましたが、デジタル通貨には電子マネーに比較して、サービスを提供する仕組みをシンプルにすることができます。
※参考記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000019078.html
関わる組織や団体を少なくし、中間で発生する送金などのコストを抑えることができるので低コストでサービスを提供することが可能になります。
実際には電子マネーを支える仕組みのコストを支払っているのは、店舗側なので、利用者としては見えにくいコストなのかもしれないですね。
銀行などがこのデジタル通貨によってキャッシュレスの仕組みを提供できるようになれば、店舗は余計な手数料を電子マネーの提供者に払う必要はなくなります。
また、利用者側も〇〇ポイント、〇〇ペイの様なたくさんの電子マネーのサービスをいちいち利用する必要もなくなる訳です。
三菱UFJの狙い
では、三菱UFJの狙いは上記のように、電子マネーの代わりになるようなものを目指すところにあるのでしょうか?
記事の中では次のように記載されています。
また新型コロナウィルスを機にMUFGの業務におけるデジタル化を加速させる必要性も強調し、「会社の運営そのものをデジタル化する」と、亀山氏は語っている。テレワーク促進やペーパーレス化の推進などを行うという。
「デジタル化の促進」がキーワードのようですね。
例えば三菱UFJのデジタル通貨「coin」が実現して、沢山の人がこの「coin」を使うようになったとします。
そうなると基本的に決済はスマホがあれば良くなり、現金を持ち歩く必要がなくなりますね。
現金が必要なくなるのであれば、全国にあまたあるATMや銀行窓口の業務を減らすことができます。
ATMのメンテナンスや、銀行窓口業務の人的コストは膨大でしょうから、そこをデジタル通貨の普及によって、デジタル化、コスト削減していくところに狙いがあるのだと思います。
みずほの「J-coin」、三菱UFJの「coin」と出てきましたので、三井住友もおそらくデジタル通貨を出してくるのでしょうね。
個人的には〇〇ポイント、〇〇ペイが使いこなせていないので汗
こういった銀行発行のデジタル通貨に統一化されていくと嬉しいなと思います。
おわり。