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Hyperledger Fabricを学ぶ(8回目) サンプルネットワークの構築③「Hyperledger Fabricのインストール」

こんにちは。

このブログでは、ブロックチェーン関連を中心としたテック系の情報の紹介をしております。

この連載では、オープンソースのブロックチェーンプラットフォーム「Hyperledger Fabric」について、少しずつ勉強を進めてゆきます。

自分なりに公式のドキュメントを噛み砕きながら、分かり易くまとめて行きたいと思います。

今回はいよいよHyperledger Fabricを自分のパソコンにインストールしてゆきます。

事前に必要なソフトウェアのインストールは前回の記事(こちら)を参考にしてください。

Hyperledger Fabricのインストール

Hyperledger Fabricはネットワークを動かすためのコマンドラインインターフェース(CLI)とDockerのコンテナで構成されています。

Hyperledger Fabricダウンロード用のスクリプトを実行することで、ダウンロードすることができます。

まず、Hyperledger Fabricをダウンロードするディレクトリを作成します。

ターミナルを起動して、↓のコマンドを入力して実行してください。

mkdir fabric

fabric ディレクトリが作成されたら、fabric ディレクトリに移動し、Hyperledger Fabricダウンロード用のスクリプトを実行します。(今回はV1.0.6をインストールします)

cd fabric
curl -sSL http://goo.gl/kFFqh5 | bash -s 1.0.6

Hyperledger Fabricのダウンロードが開始されます。(数分かかる場合があります)

スクリーンショット 2019-11-29 23.52.31

しばらくするとダウンロードが完了します。

スクリーンショット 2019-11-29 23.54.03

次に、コマンドラインインターフェースがインストールされたbinディレクトリに、実行パスを通します。

ターミナルに以下のコマンドを入力して実行します。

echo 'export PATH=$PATH:$HOME/fabric/bin' >> ~/.bash-profile

".bash_profile"の編集が完了したら、↓のコマンドをターミナルに入力して実行します。

source ~/.bash_profile

最後にインストールしたHyperledger Fabricのコンテナ群を確認します。
ターミナルに以下のコマンドを入力して実行してください。

docker images --format "table {{.Repository}}\t{{.Tag}}\t{{.Size}}"

スクリーンショット 2019-11-29 23.54.03

画像の様に、インストールされたコンテナのリストが表示されれば完了しています。

今回はHyperledger Fabricをパソコンにインストールするところまで進めました。

このままでは、実際にHyperledger Fabricが動いているところは確認できないので、次回はサンプルのネットワークのインストールと動作確認を進めていこうと思います。

おわり。

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