人がいつも見ているもの

こんにちは
akaです。

私たちは普段生活していて、何を見ているのでしょうか?

何に注意を払って見ているのでしょうか?

人は見たいものだけを見る と言われています。

見たいものとは「自分にとって大事」なものです。

例えばスマホのスペックにとても詳しく最先端なスマホを持つことがうれしい人であれば、そういうスマホを持っている人や、最新スマホの情報に非常に敏感になります。

猫が大好きな人であれば、公園に散歩に行ってそこで犬の散歩をさせている人が自分の回りに居ても「その犬には気付かず、走り回っている猫だけ見えており、記憶に残っている」
そういう状況ですね。

私はこの事を学んだ時に「自分の無意識が見たいもの」と解釈しました。

当時の私は口では「人生を変える」とか勇ましい事を言って、かつ、そう顕在意識では考えながらもしていることは過去の辛い事を思い出しては自分を責めるということをずっと繰り返していました。

いわゆる「アクセルとブレーキを同時に踏み続ける状態」です。

その結果、私の人生は「全く前に進まない」。

そして後日の学びの場でのお話ですが、そこでは

・固定観念や先入観を手放せば、違う情報が入って来る
・成功したければ(変わりたければ)今までの自分が意識していたところとは違う部分を見るようにする

と教わりました。

「自分が意識していたところとは違う部分」とはいわゆる「スコトーマ」のことです。
自分が普段見えていない部分のことです。

元々のスコトーマは、目の視野に一時的、または持続的な盲点が生じる症状のことを指す言葉でしたが
人には「その人それぞれの心理的な盲点があり、認識できない情報があることを指す」という心理学的な意味(心理的な盲点)に転用されました。

スコトーマという概念を何回もビジネスの先生から学んでいたはずでしたが、その時は「自分のスコトーマ」について考えることを全くしていなかったです。
今にして思うと、「それをしてしまうと自分が良い方向に行くと脳がわかっているので、この思考➡行動を脳がブロック・遮断したのだろう」と予想します。

ふだん人が見ているものは無意識の誘導だとも思いました。

無意識レベルで自分が求めるものを自分に見させるのだと。

以前の私は家族を大切にしない自分を責め続けて以下の強い思い込みを持っていました。

・家族を大切にしなかった自分は幸せになる資格がない
・そんな自分は誰にも愛されない
・自分の人生に良い事など絶対に起きない

これらの思いを毎日のように何回も思い、そして信念のようになっていたと思います。
もう無意識レベルでの刷り込みです。
顕在意識レベルで前向きになろうと色々としても、しょせん枝葉レベルで、しっかりと私の無意識の根に生えていたこれらのネガテイブな思い込み・信念を変えるには至らなかった。

だから私は「自分の無意識が大事であると認識していた過去の辛い思い出・自責の念」ばかりにフォーカスしていたのだと思います。

何年にもわたり【ネガテイブにフォーカスすることが私の思考のデフォルト】だったのです。

かたや、そんな私のスコトーマとは何だったか??

考えようともしなかったことですが、考えたらすこしずつ分かってきました。
「自分の明るい未来」です。

とてもシンプルなことなのですが、ネガテイブなイメージを見ることがそれまでの数年の私の思考のデフォルトだったのでこんなことも気付く事が出来なかったのです。

顕在意識では「目標は・・・」など前向きな事ばかり言うが、フォーカスしているものはネガテイブなイメージ、思い出、自責の念。

「デフォルトで見るもの、注意を払ってフォーカスすることを変えていくことでポジテイブに変われる」とその時に思いました。

そして「俺はこれで幸せになれるのかもしれない」と少し感じました。

ここで変われなかったら俺はヤバイなとも思いました。
この時の感情、感覚はずっと覚えておこうと思いました。

そして「明るい未来」にフォーカスし続ける習慣化が必要なので、これは自分で管理して自分を馴らしていくだけだなと思いました。

・明るいイメージ、明るい感情、それまでの人生で起きた良い事、それからの人生で起きるであろう良い事

これらにフォーカスし続ける事を【自分のデフォルト設定】にする。

良いことにフォーカスし続けるにあたり、必要な考えを昨年あるコンサルタントから学んだ事を思い出しました。

・ミソとクソを一緒にしない

という考えです。

ミソ=自分に起きた悪い事
クソ=自分に起きた悪い事

であって、私はずっとネガテイブが強かったので、ミソもクソも一緒に捉えてトータルで「悪い事しかない」と思っていました。
良いことも有ったのに、です。

そうではなくミソはミソ(良い事)、クソはクソ(悪い事)と分けて考えねば、自営業なんか続けられないということでした。

・ミソはミソで良い事が有った 良かった と喜び、そこにフォーカスしていく

非常に重要なマインドセットであると思います。

それまでの数年で【ネガテイブにフォーカスし続ける事がデフォルト】になってしまっていた
・辛かったこと、感情にのみフォーカスし続ける習慣
・自分に起きた「ミソとクソ」のクソばかりフォーカスする習慣

これらのフォーカスする対象を変える事が自分にとって重要であり、それまで出来なかった事をやり始めなければならないと、本当に感じました。
そうすることによって未来に行けると思ったのです。

その時に感じた、やらねばならない事をまとめますと
・自分の人生に良いことは絶対に起きない等の固定観念を捨てる 手放す(≒フォーカスしない)
・自分に起きた良いこと 良い感情 良い部分にフォーカスする
・「自分の人生でも良いことは起きるんだ」という思考を持つ、自分にこれから起きる良い事(明るい未来)にフォーカスする
・「自分を大切にする」「自己を肯定する」マインドを持つ、そういう行動をする
となります。

母が以前夢に出て来て「明るい気持ちで生きて行きなさい」と言ってくれました。
その時は何の事か全くわからなかったのです。
「明るい事にフォーカスし続けなさい」という事なのかと思いました。

斎藤一人さんが著書で仰っている「どんなに辛い時でも笑ってろ」とは
「今辛くとも、良いこと・明るいことにフォーカスし続けると、状況が好転していく」
という事なのかな、とも思いました。

これらの事に気付けたのは、本当に天国の家族のおかげだと思っています。
まさにお導きです。

気付いたからには、しっかりと明るい未来を見続けて行こうと思いました。

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